現地７月24日、パリ五輪男子サッカーのU-23日本代表が好スタートを切った。グループステージの初戦でパラグアイに５ー０の勝利。銅メダルを獲得した1968年のメキシコ大会以来、56年ぶりのメダルに向けて好スタートを切った。

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　立ち上がりの４分、日本は１本目のCKから関根大輝がヘディングでゴールを狙ったが相手GKに弾かれた。13分にはパラグアイA代表の経験もあるブライトンのフリオ・エンシソを走らせて攻勢を仕掛け、マルセロ・フェルナンデスがシュートを放った。

　日本がボールを保持し、パラグアイがカウンターを狙う展開のなか、18分に日本が先制ゴールを決めた。左サイドの奥を取ったSB大畑歩夢のクロス。ペナルティーエリア内でパスを受け取った三戸が右足を振り抜き、ニアサイドを打ち抜いた。


  　25分にはパラグアイの10番ヴィルデル・ヴィエラが、平河悠の足を踏んで一発退場。数的優位の日本が１ー０で前半を折り返すと、63分にも三戸がスコアを動かした。左サイドでボールを持った斉藤光毅がクロスを上げると、三戸がヘディングで２点目を決めた。

　69分には山本理仁がミドルシュートでネットを揺らして３ー０とすると、81分にはFKから途中出場の藤尾翔太がヘディングを決めて４ー０。さらに87分にも藤尾がゴールを奪い５ー０としたアジア王者の日本が、南米王者のパラグアイに完勝し、56年ぶりのメダルに向けて大きな勝利を手にした。

　深夜４時にもかかわらず、日本の大勝にファンは熱狂。「こんなに強いのか…」「エグいて」「パラグアイが弱いのか、日本が強いのか」「強すぎだろ」「パラグアイは心が折れたな」など日本の大勝を称えていた。

構成●THE DIGEST編集部

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