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鬼門のW杯最終予選初陣へ… 中国メディアは絶好調のエースと森保J撃破の実績を持つ指揮官の存在に自信!「勇敢に戦えば何かを生み出せる」

THE DIGEST編集部

2024.08.16

日本代表を率いる森保監督。監督として自身2度目のW杯出場を目指す。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 カナダ、メキシコ、アメリカで共催される2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦が9月5日に行なわれ、森保一監督率いる日本代表はホームで中国代表と対戦する。

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 8大会連続出場を果たし、本大会でベスト8以上を見据える森保ジャパンだが、最終予選は毎回、厳しい戦いを強いられてきたことは言うまでもない。同グループのライバル国は日本に対しても、勝点獲得を目指しさまざまな策を講じてぶつかってくるため、最終予選初戦は毎回、独特の雰囲気に包まれ予想外の結果となることも少なくない。例えホームであっても、日本も慎重な戦いが求められる。

 そして、今回の最終予選で初戦の相手である中国も、国内メディアからは早くも日本戦を占う声が上がっており、勝点奪取や白星への見込みを伝えている。ポータルサイト『捜狐』では来月5日の戦いを展望する特集記事を配信。中国チームの戦い方に言及している。

 同メディアは、前回のカタールW杯アジア最終予選、初戦のオマーン戦で日本が敗れている経緯を振り返りながら、「日本チームはホームで予想外の敗北を喫したが、これは間違いなく中国代表チームに前向きな心理的ヒントを与えた。サッカーでは何かが起こる可能性があり、勇敢に戦えば、何かを生み出すことができる」などと綴っている。

 また、「当時、日本を破った相手監督は、現中国代表監督のブランコ・イバンコビッチ氏にほかならない。この戦術的に柔軟で経験豊富なコーチは、中国チームの指揮を執って以来、新たな活力と希望を注入してきた」と指摘。日本撃破の実績を持つイバンコビッチ監督の手腕を高く評価している。

 その上で、中国のキーマンとしてスペインでのプレー経験を持つ、FWウー・レイを挙げている。その理由として、「この注目を集める復讐の戦いにおいて、ウー・レイは重要な人物となるだろう。中国スーパーリーグでの最近の素晴らしいパフォーマンスにより、彼は自らトップスコアラーとなった。ここ4試合で10ゴールに直接関与しており、そのパフォーマンスは非常に印象的だ」と説明。

 さらに、「イバンコビッチの戦術システムの下で、ウー・レイはより自由と信頼を与えられ、攻撃に専念し、ゴール前での脅威を向上させるだろう」として、ストライカーへの期待の言葉を並べた。

 本大会への切符を掴むため、互いにとって極めて重要となる一戦。過去2大会、最終予選初戦で躓いている日本にとって、高いポテンシャルを備えた中国は侮れない相手であることは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部
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