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23シーズン連続得点を達成したロナウドを母国メディアが称賛! マンU時代の同僚は「彼は少なくともあと3年はプレーする」と明かす

THE DIGEST編集部

2024.08.18

23シーズン連続得点を達成したアル・ナスルのロナウド。(C)Getty Images

 アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウドが、39歳にしてまた新たな記録を樹立した。現地時間8月14日に行なわれたサウジアラビアのスーパーカップ準決勝アル・ターウン戦(2-0)で2点目を挙げ、キャリアにおいて23シーズン連続での得点を記録したのである。

 今夏に開催されたEURO2024では無得点に終わったポルトガルの大エースだが、クラブに戻ってシーズン最初の戦いに臨むと、開始8分に左からのクロスを右に流してアイマン・ヤヒアの先制ゴールをお膳立て。そして57分、今度は右からのマイナスの折り返しを自らダイレクトで叩き、ニアを射抜いて追加点を奪ってみせた。

 スポルティング時代の2002年10月7日にモレイレンセ戦で、初の先発出場にしてクラブ史上最年少ゴールを記録して以来、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、ユベントス、そしてアル・ナスルと渡り歩いてきたクラブで毎シーズン、ゴールネットを揺らしてきた稀代のストライカーは、キャリア通算得点を896に伸ばし、またひとつ高みに到達している。
 
 EURO2024を失意の結果で終えた後、ロナウドは「間違いなく、これが僕にとっての最後のEUROだ」と、ポルトガル代表としてのキャリアの終焉に言及したことが話題になったが、まだサッカーへの情熱は枯渇することなく、勝利への意欲を示している。

 そんな39歳について、イギリスの日刊紙『Daily Mail』は「見事なフィニッシュから好調なスタートを切った」、スポーツ専門ラジオ局『talkSPORT』は「ゴールに先立ってアシストも記録するなど、ロナウドは困難に満ちたEURO2024を経てもなお、その足元が錆び付いていないことを証明した」とポジティブに報じている。
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