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「魅惑的なクロス」マンU戦で先制アシストの三笘薫、現地メディアは軒並み高評価!「比較的静かな日となったが…」

THE DIGEST編集部

2024.08.27

絶好調の三笘は2節のマンチェスター・U戦で1アシストをマーク。(C)Getty Images

 ブライトンは8月24日に行なわれたプレミアリーグ第2節で、マンチェスター・ユナイテッドを2-1で下し開幕2連勝を飾った。三笘薫はダニー・ウェルベックの先制ゴールをアシストするなど、開幕戦に続いて結果を残している。

 2戦連続で先発出場を果たした左ウインガーは、32分に逆サイドからのクロスが流れたところを拾ってゴール前にグラウンダーで入れると、これをウェルベックが身体を投げ出しながら押し込んでゴール。その後、ブライトンは60分に追いつかれるも、後半アディショナルタイム5分にシモン・アディングラの好クロスからジョアン・ペドロがフリーでヘッド弾をゴール左隅に決め、劇的な形で勝点3を積み上げた。

 データ専門サイト『WhoScored.com』によれば、90分間のプレーにおける彼のスタッツは、ボールタッチ24回、シュートなし、パス15回(成功13回)、キーパス1回、ドリブル2回(成功1回)、空中戦1回(勝利)、タックル3回、ファウル1回という数値に止まったが、その中でチャンスを逃さずに勝利に貢献している。

 現地メディアの評価を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点でチーム2番目タイとなる「7」を付与。『ESPN』は、マンUに言及する中で「右SBのヌサイル・マズラウイは、ブライトンがエバートンに大勝した開幕戦で非常に危険な存在だった三笘に対し、ほとんどの場面で良い対応を見せた」と綴ったが、一方でブライトンについては「ファビアン・ヒュルツェラー監督の攻撃的な4-2-4システムは素晴らしく、三笘とヤンクバ・ミンテの両ウイングは優れていた」と評した。
 
 日刊紙『INDEPENDENT』は、先制ゴールの場面を「三笘を絡めた見事な連係」と報じ、『Telegraph』紙は「ブライトンの攻撃力は見事だった。ブラジル人のペドロは三笘とミンテの間でプレーしたが、彼らは今季、間違いなく他チームにとって脅威となるだろう」と称賛。『Daily Mail』紙は「6.5」と及第点以上の採点を与え、寸評では「彼にとっては比較的静かな日となったが、それでも素晴らしいグラウンダーのクロスでウェルベックへのアシストを記録してみせた」とポジティブに綴っている。

 一方、スポーツ専門サイト『GIVEMESPORT』は、「試合を通じて相手にとっての脅威となり、ペドロのクロスからウェルベックへのリカバリーアシストを決めた。しかし、その後はマズラウィに抑えられた」とそのプレーを振り返って「7」の高評価を下し、サッカー専門サイト『90min』は「日本代表選手の魅惑的なクロスがシーガルズに先制点をもたらしたが、マズラウィを攻略するのには苦戦した」として、採点は「6」とした。

 最後に、ブライトンの地元総合メディア『Sussex World』は「7」の高採点とし、「前半は試合に入り込むのに苦労したが、巧みなクロスでウェルベックの先制点をアシスト。その後、終盤(90分)にアディングラと交代した」と、寸評を記している。

構成●THE DIGEST編集部

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