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メッシ、世界記録更新となる46個目のチームタイトル獲得! 現地メディアはインテル・マイアミにおけるピッチ内外での絶大な貢献ぶりに注目

THE DIGEST編集部

2024.10.04

スアレス(右)らとともに、インテル・マイアミに新たなタイトルをもたらしたメッシ(左)。(C)Getty Images

 現地時間10月2日に行なわれたMLSのレギュラーシーズン第32節で、イースタン・カンファレンス首位のインテル・マイアミはコロンバス・クルーを3-2で撃破。これで勝点を68に伸ばし、東西両カンファレンスの全29チームの中で最高成績を上げたチームに与えられるタイトル「サポーターズシールド」を獲得した。

 2位チーム相手に優勝を懸けたアウェーマッチに臨んだインテル・マイアミは、大エースのリオネル・メッシが前半終了間際に躍動。45分に縦パスを胸トラップしてからダイレクトで捌いてマーカーをかわすと、難なくGKとの1対1を制して先制し、さらにアディショナルタイムにはペナルティーエリア左手前で得たFKを左足で鮮やかに決めて2点のリードをチームにもたらす。

 後半開始とともにホームチームに1点を返されたインテル・マイアミは、48分にルイス・スアレスがこぼれ球を頭で押し込んで加点。61分に1点差に迫られ、さらに84分にはPKを献上したものの、GKドレイク・カレンダーの好反応でこのピンチをしのいでリードを守り切り、昨季のリーグカップに続き、クラブ史上2つ目のタイトルを手にした。
 
 2018年に設立されたばかりである新興クラブの躍進の原動力となったのは、言うまでもなくメッシだ。この試合でも貴重な2ゴールを挙げた37歳のスーパースターは、今季17試合の出場で17得点16アシストを記録するなど、加入2年目で見事な結果を残し、バルセロナ時代の盟友であるルイス・スアレス(18得点)、セルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバらとともに、チームをMLS屈指の強豪に引き上げた。

 自身のSNSで「最初の目標を達成した。このチームをとても誇りに思っている。一緒にさらなる成功を目指して頑張ろう!」と喜びを示すとともに、MLSカップ制覇やクラブワールドカップ出場権獲得という新たな目標に向けて意気込みを示したメッシに対し、タタ・マルティーノ監督は「今季ここまでで最も重要な試合だったが、そこで我々は再び、試合やチャンピオンシップを決定づけるレオの姿を見つけた」と、その存在の大きさを強調している。

 メッシ自身は、怪我や疲労もあって17試合の出場に止まる中で、欠場した15試合でチームが10勝3分け2敗という好結果を残したことを指摘し、「多くの怪我に見舞われ、選手全員が揃うことはなかなかなかったが、厳しい試合の中で最大限の力を発揮できた」として、チーム全体で勝ち取ったタイトルであると主張したが、その牽引役を果たした彼の功績は非常に大きい。
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これまでになかった収入をクラブにもたらしている