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日本代表

「攻守両面で素晴らしいプレー」CLでインパクトを放った旗手怜央を現地メディアが高評価! 惜しいミドルに「GKマルティネスを一瞬慌てさせた」

THE DIGEST編集部

2025.01.31

CLアストン・ヴィラ戦で好プレーを見せた旗手。(C) Getty Images

CLアストン・ヴィラ戦で好プレーを見せた旗手。(C) Getty Images

 セルティックは現地時間1月29日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)のリーグフェーズ最終節でアストン・ビラに2-4で敗北。通算成績3勝3分け2敗の(全36チーム中の)21位で、プレーオフに進出することとなった。

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 序盤にホームのビラに2点を先取された後、前半のうちに古橋亨梧移籍後の正CFと目されるアダム・イダーの連続ゴールで追いついたが、この2点目をペナルティエリア内でのグラウンダーのクロスでアシストしたのが、ゲームメイク、チャンスメイク、フィニッシュ、そして守備と、多彩な役割を担った旗手怜央である。

 惜しいシュートで世界最高GKのひとりであるエミリアーノ・マルティネスの牙城を脅かした背番号41は、83分に交代でベンチに退くまでに、ボールタッチ40回、シュート2回(枠内1回、枠外1回)、パス30回(成功27回)、ロングボール6回(成功4回)、ドリブル2回(成功2回)、クリア1回、インターセプト1回、ボール奪取5回、地上デュエル7回(勝利3回)、ファウル1回、被ファウル1回というスタッツを記録した(データ専門サイト『FOTMOB』より)。

 セルティックは公式サイトで、「アルネ・エンゲルスが絶妙なフリックを受けた旗手が完璧なクロスをイダーに届けた」とアシスト場面を伝えたが、先制点においても「右サイドでグレッグ・テイラー、ヤン・ヒョンジュン、旗手が見事な連係を見せ、最後はテイラーが危険なクロスをボックス内へ送った」と、この日本人MFが貢献したことを示し、また前述の惜しいシュートについても「カーリングシュートはゴールネットに突き刺さるかに見えたが、わずかにゴールポストをかすめた」と言及している。

 UEFA(欧州サッカー連盟)の公式サイトも、旗手のアシストを「絶妙なクロス」、72分の惜しいミドルを「遠くから上手く撃ったシュートで、マルティネスを一瞬慌てさせた」とポジティブにレポート。一方、現地メディアでは英国の日刊紙『The Guardian』が、「リュカ・ディーニュのルーズパスを奪ったが、(シュートコースが甘くマルティネスにセーブされたことで)絶好のチャンスを逃した」と前半の逸機を伝えた。
 
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