セルティックは現地時間3月1日に行なわれたスコットランド・プレミアシップ第29節でセント・ミレンを5-2で下したが、前田大然は3試合連続得点を決めるなどの活躍で勝利に貢献している。
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1-1で迎えた前半終了間際にペナルティーエリア内で縦への突破を試みてPKを獲得した前田(キッカーはアルネ・エンゲルス)は、88分にヤン・ヒョンジュが左サイドから入れた横パスをダイレクトで切り返してマーカーをかわす冷静ぶりを見せ、シーソーゲームの様相を呈したアウェーゲームで相手の戦意を削ぐ貴重な1点(チームの4点目)を決めた。
得点ランキング首位(暫定)に並ぶ今季リーグ12得点目(公式戦26得点目)に到達した彼の働きぶりについて、クラブはSNSで「素晴らしいファーストタッチ」と得点場面での的確な判断とボールコントロールを称賛し、公式サイトでは「ヤンの素晴らしいパスを受け、相手GKとの1対1の状況を創り出した前田は、ペナルティーエリアに切れ込み、ミスなく確実にシュートを決めた」と伝えている。
現地メディアの報道では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「前田の冷静なフィニッシュ」、英国公共放送『BBC』は「素晴らしいゴール」と賛辞。一方、日刊紙『THE SCOTTISH Sun』は10点満点の採点で及第点の「6」を彼に与え、「前田は直近の12試合で13ゴール」と紹介してその得点力の高さを強調するとともに、「いつも通りにノンストップでプレーした」と精力的かつ献身的な面にも言及した。
セルティックの地元グラスゴーの総合サイト『Glasgow World』は、「ヤンの2発と前田の完璧なフィニッシュがブレンダン・ロジャース監督率いるチームの勝利を決定づけた」と報じたが、一方で交代選手の活躍に触れる中で「アダム・イダー、ニコラス・キューン、前田による(スタメン)3人の前線が活躍できず、彼らのペースが落ちているように見えた」とも指摘。そして、「前田には休養が必要だという声もある」と、出ずっぱりで結果を出し続ける背番号38のコンディションを慮ってもいる。
『Daily Record』紙は、「終了間際に前田は活躍し、決して楽ではなかった試合に華を添えた」「今や驚異的な精度でゴールを決められるようになった前田は、ルーク・マッコーワンが見事なプレーでポストを叩いた直後、チームに得点をもたらした」と、こちらもポジティブに日本代表アタッカーのプレーを振り返った。
最後にセルティックのクラブ専門サイト『The Celtic Star』は、個別評価の記事で「彼はちょっとクレイジーじゃないだろうか? 前半45分は活発でキレのある動きを見せ、相手を混乱させ、PKを獲得。しかし、他の多くの選手と同様、シーズンの疲労が前田にも影響しているように見えた。後半開始15分間は特にそうだった。ところが、彼は相手サポーター席から突然飛び出してきたかのように、敵陣ゴールライン際に現われ、相手GKに襲いかかり、最後にはゴールにボールを流し込んで試合を決定づけた」と綴っている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】前田大然が3戦連発! セント・ミレン戦ハイライト
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1-1で迎えた前半終了間際にペナルティーエリア内で縦への突破を試みてPKを獲得した前田(キッカーはアルネ・エンゲルス)は、88分にヤン・ヒョンジュが左サイドから入れた横パスをダイレクトで切り返してマーカーをかわす冷静ぶりを見せ、シーソーゲームの様相を呈したアウェーゲームで相手の戦意を削ぐ貴重な1点(チームの4点目)を決めた。
得点ランキング首位(暫定)に並ぶ今季リーグ12得点目(公式戦26得点目)に到達した彼の働きぶりについて、クラブはSNSで「素晴らしいファーストタッチ」と得点場面での的確な判断とボールコントロールを称賛し、公式サイトでは「ヤンの素晴らしいパスを受け、相手GKとの1対1の状況を創り出した前田は、ペナルティーエリアに切れ込み、ミスなく確実にシュートを決めた」と伝えている。
現地メディアの報道では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「前田の冷静なフィニッシュ」、英国公共放送『BBC』は「素晴らしいゴール」と賛辞。一方、日刊紙『THE SCOTTISH Sun』は10点満点の採点で及第点の「6」を彼に与え、「前田は直近の12試合で13ゴール」と紹介してその得点力の高さを強調するとともに、「いつも通りにノンストップでプレーした」と精力的かつ献身的な面にも言及した。
セルティックの地元グラスゴーの総合サイト『Glasgow World』は、「ヤンの2発と前田の完璧なフィニッシュがブレンダン・ロジャース監督率いるチームの勝利を決定づけた」と報じたが、一方で交代選手の活躍に触れる中で「アダム・イダー、ニコラス・キューン、前田による(スタメン)3人の前線が活躍できず、彼らのペースが落ちているように見えた」とも指摘。そして、「前田には休養が必要だという声もある」と、出ずっぱりで結果を出し続ける背番号38のコンディションを慮ってもいる。
『Daily Record』紙は、「終了間際に前田は活躍し、決して楽ではなかった試合に華を添えた」「今や驚異的な精度でゴールを決められるようになった前田は、ルーク・マッコーワンが見事なプレーでポストを叩いた直後、チームに得点をもたらした」と、こちらもポジティブに日本代表アタッカーのプレーを振り返った。
最後にセルティックのクラブ専門サイト『The Celtic Star』は、個別評価の記事で「彼はちょっとクレイジーじゃないだろうか? 前半45分は活発でキレのある動きを見せ、相手を混乱させ、PKを獲得。しかし、他の多くの選手と同様、シーズンの疲労が前田にも影響しているように見えた。後半開始15分間は特にそうだった。ところが、彼は相手サポーター席から突然飛び出してきたかのように、敵陣ゴールライン際に現われ、相手GKに襲いかかり、最後にはゴールにボールを流し込んで試合を決定づけた」と綴っている。
構成●THE DIGEST編集部
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