専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

コーチにOBコラロフ就任のインテル、キブ新監督の古巣パルマから複数選手獲得か「狙っているのはボニーだけではない」クラブW杯の注目は“ピオ”

THE DIGEST編集部

2025.06.11

インテルはパルマのFWボニーに関心を示している。(C)Getty Images

インテルはパルマのFWボニーに関心を示している。(C)Getty Images

 インテルがクリスティアン・キブ新監督の古巣パルマから複数選手を獲得するかもしれない。現地6月11日、伊放送局『Sport Mediaset』はインテル首脳陣がパルマのフェデリコ・ケルビーニCEOと会談し、移籍に関する話し合いをしたと報じた。

 マンチェスター・ユナイテッドのFWラスムス・ホイルンドともに、インテルはパルマのFWアンジュ=ヨアン・ボニーに関心。「ジュゼッペ・マロッタ会長、ピエロ・アウジリオSDらネラッズーリの首脳陣は、ボニーの将来ついて話し合うため、パルマのケルビーニCEOと会談。インテルはパルマでキブ監督の指導を受けた若きフランス人ストライカーを引き抜こうとしている」と伝えた。

 さらに会談ではパルマのほかの選手の名前も挙がったという。「インテルが狙っているのはボニーだけではない。議論のなかには、CBジョバンニ・レオーニ、中盤のアドリアン・ベルナベの名前も含まれていた。一方のパルマは、インテルが保有するFWフランチェスコ・ピオ・エスポージト(2024-25シーズンはスペツィアでプレー。得点ランク2位の17ゴールを決めた)に目をつけている」と同メディアは報じた。

 そんなインテルは、キブ監督をサポートするコーチとしてクラブOBのアレクサンダル・コラロフを指名するという。伊紙『Gazzetta dello Sport』が「コラロフがインテルに復帰する。20年から22年までネラッズーリでプレーした元セルビア代表DFが、アシスタントコーチとしてキブとともに、インテルのベンチに座ることになる。コラロフは24年11月からセルビアU-21代表監督を務めていた」と伝えた。

【画像&動画】クラブW杯出場のため、米国に出発したインテルのメンバー
 
 コラロフはインテルの選手としてスクデットを獲得し、マンチェスター・シティでもリーグ制覇を経験。ラツィオやローマなどでもプレーした。セルビア代表として2010年と18年のワールドカップに出場し、代表キャップ93は同国史上4位の数字だ。

 また、同紙によると、インテルは現地6月11日、クラブワールドカップが行なわれる米国に出発。キブ新監督の初陣となるクラブW杯について、「アメリカ行きの便に、22歳のFWサルバトーレと19歳のFWフランチェスコ・ピオのエスポージト兄弟、20歳のMFバレンティン・カルボーニが加わり、マルコ・アルナウトビッチとホアキン・コレアはチームを去った」と陣容について報じている。

 さらに、「米国での注目は2030年まで契約している“ピオ”だ。セリエBで結果を出したFWに複数のセリエAクラブが興味を示している。首脳陣は出場機会が得られるチームにレンタルに出し、その後に復帰させる計画を持っているが、クラブW杯での活躍次第では、チームに残る可能性があるかもしれない」と、期待の選手に若手FWの名前を挙げた。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】“アルゼンチン版ヤマル”17歳のマスタントゥオーノがマドリー移籍目前! パリSGとの獲得レースを制す

【記事】イタリア代表が大混乱…前日解任のスパレッティ監督がチームを指揮→後任決まらずW杯1年前に指揮官不在の異例事態【現地発コラム】
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    6月10日(火)発売!

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    2025年6月19日(木)発売!

    定価:980円 (税込)
  • smash

    好評販売中!

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    好評発売中!

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    5月23日(金)発売!

    定価:1100円 (税込)