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海外サッカー

強豪インテルに逆転負けも浦和サポの“圧倒的声量”に米記者は驚嘆「今回のクラブW杯で一番クールな瞬間」

THE DIGEST編集部

2025.06.23

米国のスタジアムを完全にホーム化した浦和サポーター。(C)Getty Images

米国のスタジアムを完全にホーム化した浦和サポーター。(C)Getty Images

 赤い悪魔を支えるサポーターが注目を集めている。

 現地6月21日、米シアトルで開催されているクラブ・ワールドカップのグループステージ第2戦で浦和レッズがインテルに1-2で逆転負け。2連敗となり、グループステージ敗退が決定した。涙に暮れる浦和だが、Jリーグと変わらない雰囲気を作りあげたサポーターのエネルギーに海外記者からは賛辞が上がっている。

 先制点を奪ったのは浦和だった。開始11分に右サイドの金子拓郎のクロスをFW渡邊凌磨がダイレクトで流し込んだ。

 序盤早い時間帯での失点に動揺したインテルは、自慢の攻撃陣が浦和ゴールに攻め込みながらも、浦和は粘り強い守備で防ぎゴールを割らせない。

 後半に入るとインテルが猛攻。浦和は全員が高い守備意識を持ち、何とか耐えしのぐ。

 しかし78分、CKから相手エースのラウタロ・マルティネスに同点ゴールを奪われると、90+2分にはゴール前の混戦から途中出場のバレンティン・カルボーニに決勝点。ついに逆転を許し力尽きた。

【動画】完全に“ホーム”の雰囲気を演出した浦和サポーターの圧巻の声量
 
 金星まであと一歩だった浦和。現地でこの試合を取材した米シアトルの放送局『FOX 13 Seattle』のイーサン・マクレイノルズ記者は試合結果を伝えるとともに、浦和サポーターに興味津々。「これまでのクラブ・ワールドカップの中で一番クールな瞬間だったのは、間違いなく浦和レッズのサポーターだ」と自身のXに投稿。セリエAの強豪であり世界中にファンを持つクラブが相手でも、その声量は圧倒していたと主張した。

 迫力あるコレオグラフィーでスタジアムに彩りを添え、試合終了まで一致団結して声援を送り続けたサポーターの姿に感動した同氏は試合前の映像をアップ。「グループリーグで戦う愛するクラブを応援するために、日本から大勢のファンがルーメンフィールドに集まっていた。キックオフの1時間前に選手たちがピッチに登場した時から、彼らは大声を張り上げて応援していた」と、その一部始終を紹介。浦和サポーターの熱量に脱帽していた。

 異国でもJリーグと同じように敵を圧倒する雰囲気で選手を鼓舞し続けたレッズサポーター。その姿勢は海外から見ても鳥肌が立つほど凄まじい応援だった。

構成●THE DIGEST編集部

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