スポーツ専門チャンネル『ESPN』は、「マンCはパリSGに太刀打ちできない。CLの最高基準となった王者」と題した記事で、ルイス・エンリケ監督の手腕を高く評価するとともに、「名将ペップ」とも比較。「両者とも素晴らしいサッカーをするチームを作り上げ、CLで3度の優勝を経験している。バルセロナを率いて三冠を達成したという共通点もある。しかし、ペップがCL連覇を成し遂げられなかった一方で、L・エンリケは昨季、パリSGを2年連続で欧州の頂点に導いている」と指摘した。
さらに同メディアは、「今季、もしパリSGが3連覇を達成すれば、L・エンリケ監督のCL通算優勝回数は4度となり、ペップを上回る」と指摘。「ペップの実績に疑問の余地はないが、彼でさえも、L・エンリケの後塵を拝することになるのかもしれない」と論じている。
また記事では、パリSGが「CL史上最強のチームとなる可能性」にも言及しており、「リオネル・メッシ、シャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタを擁したペップ率いるバルセロナは通常、最高の基準とされる。一方、クリスティアーノ・ロナウドに牽引されたレアル・マドリーは2016年から2018年にかけて3連覇を達成している。これに対し、現在のパリSGも3連覇を目指しており、そのサッカーは驚異的だ」と、過去の偉大なチームと比べても遜色ないことを強調する。
一方、スペインの名門2チームとパリSGの決定的な違いとして、「バルサはメッシの天才的な能力によって試合を支配し、マドリーはロナウドの得点力によって成功した。しかし、L・エンリケのパリSGには突出したひとりのスターはいない。チームそのものがスターなのである」と指摘している。
「デンベレ、ドゥエ、フビチャ・クバラツヘリアら攻撃陣だけでなく、ヴィティーニャ、ファビアン・ルイス、アシュラフ・ハキミ、マルキーニョスらも同じように重要な存在だ」と主張する同メディアは、「今季も優勝すれば、CL史上最高のチームをめぐる議論に決着がつくかもしれない」と結論づけた。




