これらの選手に比べて、グラナダのDFヘスス・バジェホ、アーセナルのMFダニ・セバージョスは、いずれも出場時間が1000時間を超えるため、ネガティブとは言えないものの、現状ではマドリーでポジションを得ることは難しいという。

　そんな中で、合格点を与えられるのは、まずミランに活躍の場を求めたブラヒム・ディアス。マラガ出身のMFは良いシーズンのスタートを切り、ここまで公式戦22試合でプレーして５得点を記録しており、マドリーは来季の復帰を検討しているといわれる。
  　彼以上に多くのゴールを挙げているのは、６得点のボルハ・マジョラルで、ローマのFWはセリエA第16節のクロトーネ戦では２ゴールの活躍を見せるなど、こちらもここまでの歩みはポジティブなものとなっている。

　このように、現状ではネガティブな部類に含まれる久保だが、ヘタフェで仕切り直しを経て、レンタル選手の成功例へと変貌することができるか。

構成●THE DIGEST編集部


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