1月8日(現地時間)、ラ・リーガ1部のヘタフェが、ビジャレアルの久保建英を獲得したと発表。レアル・マドリーからのレンタルという形態は変わらず、19歳の神童は今季終了まで、このマドリードのクラブの一員としてプレーすることとなった。
ウナイ・エメリ監督の慎重な起用によってシーズン序盤から噂されていた「ビジャレアル途中退団説」はついに現実のものとなったが、気になるのはヘタフェがどのようなチームで、久保がどのような役割を担うことになるのかだろう。
チームカラー(濃青)から「アスロネス」と呼ばれるヘタフェは、ホセ・ボルダラス監督の下、近年はシンプルかつ激しいリアクションサッカーで躍進を遂げ、2018-19シーズンにはリーグ5位でヨーロッパリーグ出場権も獲得。昨季も序盤は快進撃を見せ、2シーズン連続での欧州カップ行きが確実視された。
しかし、コロナ禍による長い中断の後は下降線を辿る一方。シーズンを跨いでも状況は良化せず、現在リーガでは16試合を終えた時点で4勝5分け7敗の16位に沈み、コパ・デル・レイ(国王杯)では3回戦で3部コルドバの軍門に降って早期敗退と、厳しい状況に陥っている。
これを打破するための起爆剤としてヘタフェが迎え入れたのが、バルセロナからレンタル加入したカルレス・アレニャ、そして久保である。バルセロナの日刊紙『LA VANGUARDIA』は「ヘタフェはシーズン前で補強した選手が、クチョ・エルナンデス以外に機能しておらず、創造性のある選手の獲得が急務である」と以前より主張していたが、まさにうってつけの人材と言えよう。
マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、新天地での戦いに臨む久保を「ラストパスを出せて、相手のファウルを引き出せる、ヘタフェにはいないタイプの選手。16試合で12点しか奪えていないチームで、ゴールとアシストで貢献してくれるとボルダラス監督は確信している」と評している。
その起用法については、チームの基本的な布陣である4-4-2の2列目右サイドに、アラン・ニョムに代わって立つことになり、2トップに次ぐ3番目のストライカーとしてフィニッシュにも絡んでいくことになるだろうと『MARCA』は予想するが、布陣については4-2-3-1、4-1-4-1の採用もあり得るという。
ウナイ・エメリ監督の慎重な起用によってシーズン序盤から噂されていた「ビジャレアル途中退団説」はついに現実のものとなったが、気になるのはヘタフェがどのようなチームで、久保がどのような役割を担うことになるのかだろう。
チームカラー(濃青)から「アスロネス」と呼ばれるヘタフェは、ホセ・ボルダラス監督の下、近年はシンプルかつ激しいリアクションサッカーで躍進を遂げ、2018-19シーズンにはリーグ5位でヨーロッパリーグ出場権も獲得。昨季も序盤は快進撃を見せ、2シーズン連続での欧州カップ行きが確実視された。
しかし、コロナ禍による長い中断の後は下降線を辿る一方。シーズンを跨いでも状況は良化せず、現在リーガでは16試合を終えた時点で4勝5分け7敗の16位に沈み、コパ・デル・レイ(国王杯)では3回戦で3部コルドバの軍門に降って早期敗退と、厳しい状況に陥っている。
これを打破するための起爆剤としてヘタフェが迎え入れたのが、バルセロナからレンタル加入したカルレス・アレニャ、そして久保である。バルセロナの日刊紙『LA VANGUARDIA』は「ヘタフェはシーズン前で補強した選手が、クチョ・エルナンデス以外に機能しておらず、創造性のある選手の獲得が急務である」と以前より主張していたが、まさにうってつけの人材と言えよう。
マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、新天地での戦いに臨む久保を「ラストパスを出せて、相手のファウルを引き出せる、ヘタフェにはいないタイプの選手。16試合で12点しか奪えていないチームで、ゴールとアシストで貢献してくれるとボルダラス監督は確信している」と評している。
その起用法については、チームの基本的な布陣である4-4-2の2列目右サイドに、アラン・ニョムに代わって立つことになり、2トップに次ぐ3番目のストライカーとしてフィニッシュにも絡んでいくことになるだろうと『MARCA』は予想するが、布陣については4-2-3-1、4-1-4-1の採用もあり得るという。