一方のユベントス側は試合後、ピルロ監督が「敗戦の後に移籍の噂が流れるのは当然のこと」と周囲の反応は意に介さず、ファビオ・パラティチCFOは「Ｃ・ロナウドとの2022年までの契約を遵守する」と声明を発表して、去就に関する噂を牽制。さらに、Ｃ・ロナウド自身もSNSを通して、以下のように「ユベントスでの決意」を示している。

「大切なのは、挫折の数よりも、いかに早く、強く立ち上がるかだ。真のチャンピオンは決して止まらない。我々はすでにセリエＡのカリアリ戦、コッパ・イタリア決勝、そして今季に成し遂げることが可能な全てに集中している。
  　過去は博物館に保存されるが、幸いサッカーは記憶の中にも残る。僕のことも……。歴史が消去されることはない。日々の立ち直る力、チームスピリット、粘り強さ、多大な努力によって書き綴られていく。これを理解しない者は、栄光や成功を手にできない」

　こう綴ったＣ・ロナウドについて、専門メディア「『GIVE ME SPORT』は「残りシーズンでのゴールに飢えている」、『CAUGHTOFFSIDE』は「ユベントスに対して忠誠を誓っている」と、いずれも来季以降の去就は不明としながらも、ＣＬ敗退で彼がモチベーションを落とすことはなく、ゴールマシンとして最後まで意地を見せることは間違いないと見ている。

構成●THE DIGEST編集部

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