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海外サッカー

「セインツがもっと高額を提示するはず」セビージャの南野拓実獲得報道に英メディアが異論!

THE DIGEST編集部

2021.03.21

 また、欧州の多くのビッグクラブが獲得を狙うドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを射止めるための莫大な資金を調達するために、少なくともFWの「バックアップ組」はほぼ全て売りに出されるという可能性も示唆している。

 ちなみに南野とハーランドといえば、レッドブル・ザルツブルクでともにプレーしたことがあり、同時期(2020年1月)に新天地を求めて退団したという共通点があるが、当時を振り返ったリバプールOBで元アイルランド代表FWのジョン・オルドリッジは、「リバプールは大きな選択ミスを犯した」と語っている(英国メディア『SUNDAY WORLD』より)。
 
「南野はサウサンプトンにレンタル移籍してからはうまくやっているが、2019-20シーズンの冬の移籍市場でリバプールが獲得すべきだったのは、間違いなく彼ではなく、ハーランドの方だった。これは、リバプールをさらに上のレベルに引き上げられる可能性のある取引となったはずだ。ハーランドは現在のリバプールにはいない、新たな攻撃オプションを提供できるストライカーであり、彼がいれば、今でもチームは順調に物事を進められただろう」

 当時、850万ユーロ(約10億円)を払って南野を獲得したリバプール。ドルトムントがハーランド獲得に費やしたのは2200万ユーロ(約27億円)と2倍以上だが、今、このノルウェー代表FWを自チームに迎えるには1億1000万ユーロ(約138億円)が必要だといわれている……。

 南野にとっては厳しい比較だが、レンタル先での残りのシーズンで、彼がどれだけ価値を上げられるだろうか。それが、自身の去就を決める上でも有利に働くこととなることは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】チェルシーの堅守を粉砕!南野拓実のゴラッソシーン

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