ベティスについては、マドリーが久保を預ける条件として、昨季はドルトムントで厳しい時を過ごしたレイニエールも一緒にレンタル選手として受け入れることが挙げられているという。「マドリーはペレグリーニ監督が若い偉大な才能を開花させる力があると信じている」というのが理由だが、このブラジル人MFは東京オリンピックのメンバー候補に含まれており、晩夏になれば争奪戦が起きる可能性もあるため、ベティスは早急に決断を下す必要があると同メディアは綴っている。
  　また、これらのクラブ以外にもマジョルカ時代の久保のボスだったビセンテ・モレノが監督を務めるエスパニョールもマドリーにコンタクトしているといわれ、他にもアラベス、グラナダ、エルチェが獲得の意志を示していると報じられている。そしてこれらのクラブは程度の差はあれど、ほとんどが財政難に苦しんでいるということで、マドリーを金銭面で満足させられる可能性が低い中、久保の去就決定において何が決め手となるかが興味深い。

構成●THE DIGEST編集部

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