一方、初戦のオーストラリア戦(0-3)に続いて厳しい結果に終わった中国のメディアでは、通信社『新華社』が「日本は開始直後から試合をコントロールし、中国は序盤で怪我人が出てからは後退を余儀なくされた」と厳しく報じた一方で、『新浪新聞』は「最後の30分間、中国はとても良いパフォーマンスを発揮し、アジアのナンバーワンである日本に強さを出させなかった」と後半のプレーをポジティブに評価した(もっとも、「それでも0-1の敗戦、そして2戦連続無得点ということを忘れてはならない」と続けているが……)。
最後にブラジルの『Globo』は、今回も日本の試合を詳細にレポート。オマーンには歴史的な初敗北を喫した日本が、歴史的なライバルである中国に対しては今世紀に入ってからの無敗をキープしたことを紹介。攻撃では久保と古橋が「最も危険」な存在となった点にもクローズアップしたうえで、「後半は慎重になった中国にボールを持たせたが、日本のGKは最後までセーブを見せる必要がなかった」と、試合を振り返った。
同メディアの10点満点の選手採点で最高の「6.5」がついたのはDF冨安健洋、MF遠藤航、伊東、久保、FW大迫の5人。そのうえで最高殊勲者には久保を選出。次のように寸評を記した。
「日本代表でも、『人々が見たいクボ』になりつつある。最初はセンターのMFでプレーし、幅広く動いて攻撃のほとんどのプレーに絡み、ポストを叩く美しいシュートも披露。後半途中に鎌田大地が入ると、右サイドに移動したが、ここでも最もアクティブで、危険な存在な日本人選手だった」
オマーンの敗北が重くのしかかっていた日本にとって、ひとまず安堵感を得られる中国戦となった。だが、まだ2試合を終えたばかりであり、カタールへの道は長く険しい。来月は7日にサウジアラビア、12日にオーストラリアという、さらなる難しい相手と対峙するが、はたして――。
構成●THE DIGEST編集部
最後にブラジルの『Globo』は、今回も日本の試合を詳細にレポート。オマーンには歴史的な初敗北を喫した日本が、歴史的なライバルである中国に対しては今世紀に入ってからの無敗をキープしたことを紹介。攻撃では久保と古橋が「最も危険」な存在となった点にもクローズアップしたうえで、「後半は慎重になった中国にボールを持たせたが、日本のGKは最後までセーブを見せる必要がなかった」と、試合を振り返った。
同メディアの10点満点の選手採点で最高の「6.5」がついたのはDF冨安健洋、MF遠藤航、伊東、久保、FW大迫の5人。そのうえで最高殊勲者には久保を選出。次のように寸評を記した。
「日本代表でも、『人々が見たいクボ』になりつつある。最初はセンターのMFでプレーし、幅広く動いて攻撃のほとんどのプレーに絡み、ポストを叩く美しいシュートも披露。後半途中に鎌田大地が入ると、右サイドに移動したが、ここでも最もアクティブで、危険な存在な日本人選手だった」
オマーンの敗北が重くのしかかっていた日本にとって、ひとまず安堵感を得られる中国戦となった。だが、まだ2試合を終えたばかりであり、カタールへの道は長く険しい。来月は7日にサウジアラビア、12日にオーストラリアという、さらなる難しい相手と対峙するが、はたして――。
構成●THE DIGEST編集部