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海外サッカー

マンU戦での冨安健洋に現地メディアの評価は様々!前半に倒された場面は「明らかなPK」

THE DIGEST編集部

2021.12.03

 日刊紙では、『THE SUN』が守備陣では最高タイとなる採点「6」で、寸評では「右SBとしてスペクタクルではないものの安定したプレーを見せ、後半は良くなっていった。彼自身にとっては悪い夜ではなかったが、おそらくはもっと多くのことができただろう」と記述。『Evening Standard』は「2-3というスコアの割に、彼にとっては非常に良い試合となり、サンチョを多くの場面で抑え続け、時には攻撃にも参加。終盤には素晴らしいブロックでフェルナンデスの2点目を阻止した」と評して、チーム最高タイの「7」を与えた。

『Daily Mail』は採点のみで「6.5」と、こちらは守備陣ではホワイトと並んで最高タイ。『METRO』は採点こそ「6」止まりも、「今季のアーセナルで最も安定した選手のひとりは、相手によってより脅威になることを望んでいただろうが、そのパフォーマンスは堅実だった」とポジティブに綴っている。
 
 続いてサッカー専門メディアでは、『football.london』は、他の最終ラインの選手同様に「6」の採点で、「相手の攻撃による守備面の脅威にはうまく対処したが、(右サイドを攻略された)1失点目は間違いなく彼にも責任があった。しかし、全体的にはまともなプレーを見せた」との寸評。『90min』は「しっかりと守備を固め、サンチョを沈黙させ続けた」と称賛したが、採点は「6」止まりとなった。

 最後に、採点は最も高い「8」(チーム単独最高)を与えたのがアーセナルの専門メディア『PAIN IN THE ARSENAL』で、「サンチョを終始沈黙させ、右サイドで真の意味での鉄壁さと保証を提供した。前半には(冨安自身がファウルを受けたことで)PKを獲得すべきだった。全体的には見事な仕事ぶりだった」と賛辞を惜しまなかった。

 この寸評でも触れられた、前半終了間際のFK時に冨安がハリー・マグワイアに腕を掴まれて倒された場面には、『CAUGHT OFFSIDE』や『GIVE ME SPORT』といった専門メディアも注目し、いずれも明らかなファウルと断定するとともに、マンチェスター・Uにとっては大きな幸運だったと、やや皮肉を込めて報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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