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海外サッカー

悪夢の予選敗退でカルチョに蔓延する“嘲笑と自虐” 伊メディアは今後の国際試合を「役に立たない」「傷に塩を塗るもの」とバッサリ

THE DIGEST編集部

2022.03.29

 国内のテレビ専門サイト『TVBLOGO』は、この失意の中で行なわれる試合の視聴率に言及し、マンチーニ監督就任後の2018年最初の6試合の平均視聴27%、EURO2004グループリーグ敗退後の最初の親善試合アイスランドの22.93%、そして一昨年前の親善試合モルドバ戦の15%を下回る“最低記録”が生まれるかに注目。ちなみに、EURO2020決勝(イングランド戦)では、国営放送『RAI』と衛星放送『Sky』を合わせて83.5%に達したという。
 
 同メディアは、「イタリア・サッカー史上の最も暗黒のこの時期に、視聴者がどのような反応を示すのか。トルコ戦は過去の結果(最低視聴率)を打ち負かすのか、あるいは好奇心と“マゾヒズム”が混ざり合って、高い数字を示すのか?」と記事を締めているが、ここにも自国サッカーに対する嘲笑や自虐の要素が含まれているようだ。

 最後にもうひとつ、嘲笑の的となっているニュースを紹介すると、『RAI』が欧州王者である自国代表チームの大舞台での雄姿を放送しようと、カタールW杯の独占放送権を約1億9000万ユーロ(約247億円)という、前回大会の2倍を超える金額で取得していたことが話題となっている(専門サイト『TUTTO POTENZA』より)。

 ロシア大会ではアズーリの予選敗退を受けて『RAI』が降り、代わりに元イタリア首相&ミラン会長のシルビオ・ベルルスコーニが所有する放送局『メディアセット』が8000万ユーロ(約104億円)で放送権を取得。意外にも、イタリア国民は他国同士の試合に興味を示し、各試合で予想よりも高い視聴率を稼いだことが報じられたものである。

 あれから4年後、今度は2度目の予選敗退ということで国民の反応もシビアなものになると予想され、また広告収入も以前より25%減少すると推測されている。『Sky』やビデオ・オンデマンド・サービス『Amazon(プライム・ビデオ)』に一部を販売するともいわれているが、いずれにせよ『RAI』が「貧乏くじを引いた」という見方は少なくないとか……。

構成●THE DIGEST編集部

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