専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

「安らかに眠れ、ビッグボス」欧州サッカー界の大物代理人ライオラの逝去に追悼の声…伊メディアが選んだ顧客選手のトップ11は?

THE DIGEST編集部

2022.05.02

 また、ポール・ポグバはSNSのアイコンをライオラ氏とのツーショットにし、マリオ・バロテッリは「人生においても、サッカーにおいても、あなたはいつも俺のそばにいた。あなたの苦言、サポート、助言、ジョーク、戦略は、常に俺の頭の中にある。俺はあなたを愛しているし、これからもずっと第2の父親だと思っている。いつも、あなたは俺たちの生活の中に存在している。ありがとう、ミーノ。良い旅を」との文章を公開している。

 他にも、モイーズ・キーンは「まだ信じられない。あなたは僕をストリートから連れ出してくれ、人生において多くのことを学ばせてくれた。安らかに眠れ、ビッグボス」、ヘンリク・ムヒタリアンは「僕のベストフレンドであり、ファミリー。これからもずっと一緒だ」、イルビング・ロサーノは「あなたに出会え、学べたことは幸運だった」、そしてマルコ・ヴェッラッティは「グランデ(偉大な)、ミーノ」と、それぞれSNSで綴った。

 全てのクライアントの中で、最もライオラ氏と親密な関係にあるといわれるズラタン・イブラヒモビッチは、現時点でSNSなどでは反応を示していないが、イタリアのサッカー専門メディア『FOORBALL ITALIA』は、彼が先週もライオラ氏を見舞い、訃報を受けてすぐにミランでの練習を切り上げたとレポート。病状が悪化してからは、家族同様にライオラ氏に寄り添うことを望んでいたという。

 各国メディアも、大物代理人の逝去を大々的に報道。イタリア・サレルノで生を受け、1歳でオランダ・ハールレムに渡り、父親の経営するレストランで皿洗いやウェイターを務める一方で、学校では法律を学びながら7か国語を覚えた後、地元クラブのマネジメントに携わり、続けて代理人業に関わり始めたライオラ氏について、イタリアのスポーツ紙『Gazzetta dello Sport』は、「彼は常に選手と特別な関係を築いた。選手たちは、彼の子どもであるかのようだった」と振り返っている。
【関連記事】冨安健洋、次節で復帰濃厚と現地メディア!「現時点で最適の選択肢はセドリク」との声に対し「トミヤスはより完全な右SB」との主張も

 

NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号