現地時間４月26日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ（CL）準決勝のファーストレグ、マンチェスター・シティとレアル・マドリーの一戦は、激しい点の取り合いの末に、４-３で前者がホームで先勝を飾った。
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　セカンドレグをより有利な状況で迎えるために点差を広げたいシティは、74分にベルナルド・シウバが左足でゴール左上隅に突き刺したが、マドリーも負けじとばかりに、エメリク・ラポルトのハンドで得たPKを、ベンゼマが心憎いパネンカで決めて３点目。両チームによるゴールショーは、ここで幕を閉じた。

　試合後、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は「両チームにとって、ファンタスティックな一戦だった。我々は信じられないほど良いチームと、素晴らしい試合をした。サッカーは壮大なスペクタクルだ」とコメント。B・シウバは「良い試合だった。我々は、自分たちが成し遂げたことを誇りに思っていい」、フォデンも「観戦していたファンにとって、それは明らかに素晴らしい試合だった。端から端まで、全てが」と、それぞれが自分たちの試合について自画自賛した。

　英国公共放送『BBC』のコメンテーターを務めた元イングランド代表FWのアラン・シアラーは「息を飲む一戦だった。選手たちはこの雰囲気に心を奪われ、心底これを楽しんでいるようだった。両チームともに素晴らしい特長を発揮した」と語り、リバプールのレジェンドOBであるジェイミー・キャラガーは自身のSNSで「シティとマドリーによる、CLのベストゲーム」と試合を絶賛している。

　OB選手で現在はラジオ局『talkSPORT』で活動するジェイソン・カンディは、「なんというクレイジーな試合だ!?　信じられない！　CLは常に、最高のものをチームや選手から引き出すが、今夜の試合は信じられないものだった。サッカーが好きではない、もしくは熱心ではないという人がいるなら、その人にはこの試合を見せて、『あなたはこんな筋書きのない素晴らしいドラマを見逃している』と伝えるべきだ」と主張した。
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