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海外サッカー

バルサ戦途中出場の久保建英に、カンテラ時代の盟友との比較で辛辣な見方「マドリーに居場所はない」との厳しい指摘も

THE DIGEST編集部

2022.05.04

 また、前出の『Madrid-Barcelona.com』は「久保とファティ、ガビの3人が一緒にバルサのトップチームに昇格していたら、どんなに良かっただろう」と、バルサにとっても彼のマドリー行きは小さくない喪失だったことを窺わせ、「しかし久保は、それを望まなかった。そして今、その代償を支払わされている」と、彼の判断ミスを指摘した。
 
 将来についても、「その体格が多くの疑問を生み出している。(バルサのように)ボールを動かすチームでは活きるが、マドリーのようなフィジカルが必要なチームでは居場所がない。彼はキャリアを台無しにした。日本のメッシは、大きな問題を抱えながら降格候補のクラブでプレーする東洋人選手となった」と悲観的な見方を示している。

 あまりに厳しい指摘だが、スペインのサッカー専門メディア『FICHAJES FUTBOL』も、マドリーのレンタルプレーヤーに言及した記事で「マジョルカ・クラスのチームでは素晴らしいパフォーマンスも見せた」と評価しながらも、「カルロ・アンチェロッティのチームでは、ブラヒム・ディアス同様、居場所を見つけるのが難しい選手だ」とネガティブに評し、マドリー「復帰を止める」と予想した。

 確かに、スペインに復帰してからは様々な苦難に直面しており、決して順調なキャリアとは言えないかもしれないが、それゆえに得てきたものも多いはず。ファティらとは異なる道のりかもしれないが、この先、久保が自身の決断が正しかったと証明できるような結果を残すことを期待したいものだ。

構成●THE DIGEST編集部
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