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日本代表

躍進中のフライブルクに加入した堂安律にブンデス公式も期待感「リーガでセンセーションを巻き起こす」

THE DIGEST編集部

2022.07.07

 そんな落ち着きのあるクラブは、スカウティングでも優秀さを示しており、過去に限られた予算の中で将来性と野心のあるタレントを多く獲得してきた。そんなフライブルクのお眼鏡にかなった堂安。しかも、前述の移籍金は専門サイト『transfer.markt』によれば(同メディアは850万ユーロ=約11億円と報道)、バプティスト・サンタマリア(現レンヌ)に次ぐクラブ史上2番目の額であるとのことで、クラブの期待の高さが窺える。
 
 新たな挑戦に臨む24歳について、ブンデスリーガの公式サイトは「プレシーズンには攻撃面で問題を抱え、シュトライヒ監督は戦力の選択肢を欠いているが、来季のブンデスリーガでセンセーションを巻き起こす可能性のある2人の攻撃的な選手、ダニエル=コフィ・キエレと堂安を獲得することで、この問題に対処した」と綴り、強力なウイングのオプションであると評した。

 ポジションとしては、相手に合わせて様々なフォーメーションを使い分けるこのチームで基本的に右サイドハーフを担うと思われ、昨季まで同ポジションを担ったハンガリー代表のロランド・シャライが最初のライバルということになるだろうか。

 SNSなどでは、「フライブルクのトップトランスファーだ」「ビーレフェルトでの堂安は主に右ウイングで良いプレーを見せていた。フライブルクの選択は正しい」「重要な移籍。堂安がもたらすゴールを楽しみにしている」「良い補強」「フライブルクはうまく強化している。新シーズンの攻撃力は間違いなく上がる」「対戦相手にとっては厄介なことになるだろう」と、日本人選手を歓迎し、その活躍を確信するファンの声も多く見つかる。

 昨季はブンデスリーガで6位につけ(ヨーロッパリーグ出場権獲得)、DFBポカールでも決勝進出を果たす(PK戦の末にRBライプツィヒに敗れて準優勝)など躍進を遂げたフライブルクを、さらなる高みに導くことができるか。

構成●THE DIGEST編集部
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