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日本代表

セリエAでかつての魅力的な「トップ下」が復活!? 伊紙が今オフの“兆候”に「蜃気楼か、長く続く傾向か?」と注目

THE DIGEST編集部

2022.08.12

 また同メディアは、昨季、主にブラヒム・ディアスをトップ下において久々のスクデットを手にしたミランが、今夏にクラブ・ブルージュから獲得したMFシャルル・デ・ケテラーレが、フィジカル面、技術面で同国の先輩、ケビン・デ・ブルイネに類似し、かつてのカカ的な役割よりも、トップ下の適性を示していると指摘している。
 
 他にも、イバン・ユリッチ監督がトップ下を置くことを明言しているトリノでは本来左ウイングであるネマニャ・ラドニッチ、またマッシミリアーノ・アッレグリ監督が負け癖のついたチームを変えるために大きな変化をもたらす可能性があるユベントスでは、やはりウイングだが、トップ下としても存分に力を発揮できる新加入のアンヘル・ディ・マリア、そしてインテルでは、このポジションでのプレー経験があるハカン・チャルハノールと、今季、FWの背後でプレーする可能性がある選手の名前が挙げられた。

「トレクァルティスタが復活は“蜃気楼”なのか、それとも今後長く続く傾向なのかを、今オフだけで確認するのは不可能であり、これから開幕するセリエAがその答えを教えてくれる」と記事は締められたが、果たして同メディアの期待が実際のものとなるかが興味深い。

 そしてそれが、ワールドカップ2大会連続敗退などその凋落ぶりが顕著となり、「戦術ばかりが重視され、テクニックがおざなりにされている」との指摘がなされているイタリア・サッカー界の未来への影響なども気になるところだ。

構成●THE DIGEST編集部
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