英国公共放送『BBC』では、視聴者投票による採点で古橋が両チーム最高の「7.61」を獲得。「セルティックの“お守り”は、新たなゴールとダイナミックなプレーを披露した」としてマン・オブ・ザ・マッチにも選定されている。一方の前田は「7.13」と、こちらはチームで12番目の評価だった（旗手は８番目の「7.22」）。
  　日刊紙『SCOTSMAN』の採点でもMFカラム・マグレガーと並んで「８」の最高点となった古橋。寸評では「このストライカーは、ジェット噴射をつけたハチよりも捕まえるのが困難である。今季30得点という大胆な抱負を語った彼だが、シンプルなフィニッシュによって、すでに３試合で３ゴールを挙げている。バックラインの裏側への飛び出しがもう少し遅ければ、72分に交代となる前にハットトリックを達成していたはずだ」と綴られている。

　クラブ専門メディアでは、『CELTS ARE HERE』も採点は「８」。最高採点はDFヨジップ・ユラノビッチの「９」だったが、寸評では「13分に先制点を挙げ、通算得点は３に。前田が相手DFの背後に入り、フリーでのゴールを狙う同胞にクロスを入れた時、それは常にセルティックのゴールに結びつくだろう。キョウゴは得点に加え、攻撃のビルドアップにも貢献。マン・オブ・ザ・マッチに相応しいパフォーマンスを完成させた」と、最高レベルの評価だった。

最後に『THE CELTIC STAR』は「７」止まりだったものの、「『Kyogoal（キョウゴール）』は、今では彼のトレードマークになっているようだ。非常にインテリジェントな動きからシンプルなプレーが、彼にペナルティエリア内で広大なスペースを与えることになる」と、こちらもポジティブな内容に終始している。

構成●THE DIGEST編集部
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