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日本代表

「日本は簡単な相手とは言えない」米データ社が算出した悲願の8強進出の確率は26%!? 敵将が警戒する日本の長所は――【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.05

 ダリッチ監督のコメントを受けてリッジ記者は「Opta」によるデータを基にあらゆる角度から試合を分析。日本対クロアチア戦を予想した。

 同記者は「ダリッチ率いるクロアチアはボール保持率を高めたいが、それは日本の手に渡る可能性がある。日本はグループステージ3試合で平均 32.3%のボールを保持した。スペイン戦とドイツ戦での2勝では、それぞれ17.7%と26.1%のポゼッション率で勝利したが、負けたコスタリカ戦は56.8%。より多くのボールを保持していた」と発表。日本が主導権を握る可能性もあると予測する。

 そして注目の試合結果は、日本がベスト8に進出する確率26%。クロアチアが46.1%。引き分けで延長戦に突入する確率は27.9%と結論を出した。続けて、両チームの注目選手に堂安律、イバン・ペリシッチを挙げた。
 
 そして堂安については、「日本が決めた4ゴールのうち、3ゴールは途中出場の選手が決めた。リツ・ドウアンが2ゴールだ」と交代出場で高い得点力を発揮した点を評価。加えてリッジ記者は、面白いデータを記載した。

「W杯同一大会で途中出場選手が3ゴール以上を決めたのは、1982年スペイン大会のハンガリー代表ラズロ・キス(3ゴール)、1990年イタリア大会のカメルーン代表ロジェ・ミラ(4ゴール)、2014年ブラジル大会のドイツ代表アンドレ・シュールレ(3ゴール)の3人だけだ」

 一方ペリシッチには、「クロアチアの中盤はマテオ・コバチッチ、マルセロ・ブロゾビッチ、ルカ・モドリッチの3人が支えている。ペリシッチには、ゴールスコアラーとして十分な能力があり大いに活躍できる」と太鼓判を押す。

 また、ペリシッチはクロアチア代表の主要なメジャー大会(W杯、ユーロ)で現在9得点を決めており、これは1998年フランス大会得点王に輝いた同国のダボル・シュケルと並んでいる。母国の偉大なストライカーと肩を並べた得点記録を今大会で更新できるのか。こちらも注目だ。

“新しい景色”ベスト8進出へ――。森保ジャパンの絶対に負けられない戦いが刻一刻と迫る。

構成●THE DIGEST編集部

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