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日本代表

英代表SBを「常にハラハラさせ続けた」三笘薫。英メディアでの評価は右肩上がりに!「再現不可能なプレーを披露した」

THE DIGEST編集部

2023.01.16

 英衛星放送『Sky Sports』は10点満点の採点で、「9」のマーチに次ぐチーム2番目タイの「8」を三笘に与え、英国公共放送『BBC』は「このところ、ブライトンで輝かしい活躍を見せている三笘は、アレクサンダー=アーノルドとジョエル・マティプに数え切れないほどの問題を引き起こし、モハメド・サラーや他の“レッズ”(リバプールの愛称)の選手は、右サイドを守ることができなかった」と報道。そして視聴者による採点は、チーム4番目となる「7.81」だった。

 また、『Daily Mail』紙はマーチとともにチーム最高点の「9」を三笘に与え、寸評は「左サイドで素晴らしいプレーを見せ、とりわけ前半はリバプールに対してあらゆる種類の問題を引き起こした。前半は自らのシュートがゴール前を通過したが、後半に入ってマーチに先制点を挙げさせた。絶対的に素晴らしいプレーだった」は称賛に満ちた内容となっている。

 そして、サッカー専門サイト『90min』は「サイドでスローダウンとスピードアップを繰り返し、アレクサンダー=アーノルドを常にハラハラさせ続けた。(先制時の)マーチへのパスはアシストに値する」として、採点はウェルベックと並んでチーム2番目となる「8」の高数値だった。
 
 ブライトン地元メディアでは、『Sussex Express』がチーム2番目の「8」の採点として、「常にアタッキングサードで違いを生み出そうとしているように見え、対峙するアレクサンダー=アーノルドに対し、多くの問題を引き起こした。マーチへの先制ゴールのお膳立ても素晴らしかった」と記した。

 そしてニュースサイト『Sussex Live』は「アレクサンダー=アーノルドは試合中、ずっと三笘の背中を追っていた。日本のスターは、幾度も彼の影を追っている相手DFを置き去りにしてみせた。この25歳の選手は、相手にとっての脅威であり続け、マーチの先制点をお膳立て。時折、再現不可能なプレーを披露した」と絶賛し、採点はチーム最高タイの「9」とした。

 最後に『The Argus』紙は「8」の採点を与え、寸評では「リバプールの空けたスペースに侵入することで、常に脅威となっていた。シュート、クロスともに、最後の部分ではもっと良いプレーができたかもしれないが、先制時のマーチに対するパスは十分なものだった」と、まだ改善の余地があることを指摘している。

構成●THE DIGEST編集部

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