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海外サッカー

「日本人選手は熱狂の中でエンディングを迎えた」 久保建英、最終節は“ドリブル・モード”でマーカーを翻弄!! 現地メディアも絶賛のパフォーマンス!

THE DIGEST編集部

2023.06.06

 一方の『AS』紙も、「ラ・レアルはまだEL優勝の余韻に浸っているセビージャに優っていた。なかでもブライスと久保は相手DF陣にとって悩みの種となった」「22歳の誕生日を盛大に祝うため、『ドリブル・モード』に入って(マーカーの)ディエゴ・オルミゴを夢中になって子ども扱いした」とポジティブに評し、個別評価においても以下のように賛辞を贈った。

「最も優れたテクニックは久保によって披露された。これはもはや、習慣となりつつある。あと彼に必要なのは、ゴールを決めることだけだった。22歳の誕生日に素晴らしいプレーを披露。日本人選手は熱狂の中でエンディングを迎えた」

 続いて、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、前半のソシエダのベストプレーヤーに久保を選定し、個別評価ではそのパフォーマンスを「止められない」と絶賛。寸評でも「彼は快適で、画期的で、そして今回も素晴らしかったため、交代を命じられた際にはイマノルに対して腹を立てた。得点機でニアからシュートを放ち、今シーズン10点目となるべきところで、これを決められなかった。対峙する若いオルミゴを素晴らしいボールコントロールで破壊。ブライスとは銀河系の連係を披露した。最高の補強だった」と称賛は続いている。
 
 バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、10点満点の採点で「7」の高評価を下し、「素晴らしいシーズンとなった。(彼が通り過ぎた後に)多くの“屍”が残され続けた。オルミゴのキャリアは苦いものとなり、セビージャはハーフタイムでマーカーを交代せざるを得なかった。多くの仕掛けとシュートを見せたが、成功(ゴール)には結びつかなかった」と、ポジティブに評した。

 最後に、サッカー専門サイト『El Desmarque』は、「今シーズン、ラ・レアルで最も傑出した選手のひとりにとっては、良いシーズンへの別れの告げ方だった。ゴールでさらなる彩りを加えることはできなかったが、そのチャンスはあった」と綴り、採点ではチーム最高タイとなる「8」を与えている。

構成●THE DIGEST

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