この後釜の獲得という点では、ポステコグルー監督がセルティックでの手法を引き続き採用するとの見方が強い。つまりは、日本人選手の重用であり、実際にこれまで共闘して素晴らしい結果を残した古橋享梧や旗手怜央といった選手については、複数の現地メディアが指揮官を追ってトッテナム入りする可能性を示唆している。
英国の日刊紙『THE Sun』は、トッテナムが古橋に3000万ポンド(約48億円)を支払う準備があると報じ、サッカー専門サイト『90min』は、ポステコグルー監督の就任によって今季のリーグで計44ゴール・21アシストを生み出した古橋、旗手、ジョッタのトリオの総取りを狙っており、セルティックを心配させていると伝えた。
日本人選手の獲得については『Daily Record』紙が、英国・内務省が近日中に外国人に対する労働許可規制を緩和する予定であり、これによって日本代表歴の多くない古橋、旗手のプレミアリーグ参戦に向けての障害が取り払われることになると報道。ちなみにスコットランドでは、2021年12月に適用除外が認められたことで、ポステコグルー監督は翌月に旗手、前田大然、井手口陽介の3人を一気に獲得し、以降もこの“路線”を継続してきた。
プレミアリーグの日本人選手といえば、三苫薫が今季、ブライトンでいきなり大ブレイクを果たしたが、地元メディア『Sussex Express』は以前、ポステコグルー監督が2021年に日本人選手を獲得する際、古橋とともに三笘に注目し、獲得を熱望していたことを紹介した上で、「彼への関心を再燃させるかどうかは定かでないが、ポステコグルー監督は依然として三笘の大ファンである」と報じている。
ちなみにポステコグルー監督は、新天地には自身だけでなく、アシスタントのジョン・ケネディ、コーチのギャビン・ストラカンらも同行させたいと考えているようだ。『Daily Record』紙によれば、セルティックの生え抜き選手でもあった39歳のケネディはクラブに対し、「トッテナムに加わりたい」との意思を伝えたとのことだが、「苦境に立たされているセルティックは、主要メンバーをさらに失うことを躊躇している」という。
英国公共放送『BBC』は、セルティックの後任監督候補として、ケティル・クヌッセン、エンツォ・マレスカ、ピーター・ボス、フランチェスコ・ファリオーリ、パスカル・ヤンセン、フィリップ・クレマン、パトリック・ヴィエラ、グレアム・ポッター、ケビン・マスカット、マイケル・キャリック、マルセロ・ガジャルド、デイビッド・モイーズ、ブレンダン・ロジャースといった名前を並べたが、選手からも敬愛され、セルティックでの経験も豊富なケネディも「チームに安定と結束力を提供する」として有力視している。
「セルティック首脳陣は、この日がこんなに早く来ることを望んでいなかった。皮肉なことに、この2シーズンでクラブが受けた最大のプレッシャーは、最初に全てのプレッシャーを和らげてくれた男の退団によって生み出されたということだ」と、同メディアはポステコグルー監督退団がセルティックに与えた影響の大きさを表現。スコットランドの絶対王者が、今夏にスタッフ陣、チームともに骨抜き状態にされてしまうのか、要注目である。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】セルティックでの最終戦後、You'll Never Walk Aloneを聞くポステコグルー
【動画】スコティッシュ・カップ決勝ハイライト [古橋、先制ゴール!]
【動画】DFBポカール決勝ハイライト [鎌田&長谷部が先発出場]
英国の日刊紙『THE Sun』は、トッテナムが古橋に3000万ポンド(約48億円)を支払う準備があると報じ、サッカー専門サイト『90min』は、ポステコグルー監督の就任によって今季のリーグで計44ゴール・21アシストを生み出した古橋、旗手、ジョッタのトリオの総取りを狙っており、セルティックを心配させていると伝えた。
日本人選手の獲得については『Daily Record』紙が、英国・内務省が近日中に外国人に対する労働許可規制を緩和する予定であり、これによって日本代表歴の多くない古橋、旗手のプレミアリーグ参戦に向けての障害が取り払われることになると報道。ちなみにスコットランドでは、2021年12月に適用除外が認められたことで、ポステコグルー監督は翌月に旗手、前田大然、井手口陽介の3人を一気に獲得し、以降もこの“路線”を継続してきた。
プレミアリーグの日本人選手といえば、三苫薫が今季、ブライトンでいきなり大ブレイクを果たしたが、地元メディア『Sussex Express』は以前、ポステコグルー監督が2021年に日本人選手を獲得する際、古橋とともに三笘に注目し、獲得を熱望していたことを紹介した上で、「彼への関心を再燃させるかどうかは定かでないが、ポステコグルー監督は依然として三笘の大ファンである」と報じている。
ちなみにポステコグルー監督は、新天地には自身だけでなく、アシスタントのジョン・ケネディ、コーチのギャビン・ストラカンらも同行させたいと考えているようだ。『Daily Record』紙によれば、セルティックの生え抜き選手でもあった39歳のケネディはクラブに対し、「トッテナムに加わりたい」との意思を伝えたとのことだが、「苦境に立たされているセルティックは、主要メンバーをさらに失うことを躊躇している」という。
英国公共放送『BBC』は、セルティックの後任監督候補として、ケティル・クヌッセン、エンツォ・マレスカ、ピーター・ボス、フランチェスコ・ファリオーリ、パスカル・ヤンセン、フィリップ・クレマン、パトリック・ヴィエラ、グレアム・ポッター、ケビン・マスカット、マイケル・キャリック、マルセロ・ガジャルド、デイビッド・モイーズ、ブレンダン・ロジャースといった名前を並べたが、選手からも敬愛され、セルティックでの経験も豊富なケネディも「チームに安定と結束力を提供する」として有力視している。
「セルティック首脳陣は、この日がこんなに早く来ることを望んでいなかった。皮肉なことに、この2シーズンでクラブが受けた最大のプレッシャーは、最初に全てのプレッシャーを和らげてくれた男の退団によって生み出されたということだ」と、同メディアはポステコグルー監督退団がセルティックに与えた影響の大きさを表現。スコットランドの絶対王者が、今夏にスタッフ陣、チームともに骨抜き状態にされてしまうのか、要注目である。
構成●THE DIGEST編集部
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