若さも価値を計る上でのひとつの要素であるが、３位ジュード・ベリンガム（20歳）、４位ジャマル・ムシアラ（20歳）、６位ガビ（18歳）、９位ペドリ（20歳）といった、2022-23シーズン中には10代でありながら、いずれも所属クラブですでに重要な役割を担った選手の台頭も、時代の動きを感じさせる。

　ちなみに、選手の市場価格を発表しているドイツの移籍専門サイト『Transfermarkt』による最新ランキングとの違いを見ると、こちらはブカヨ・サカが５位、ヴィクター・オシメーンが６位、ムシアラは７位。10位にはレアル・マドリーのFWロドリゴ（22歳）がランクインし、逆にガビはトップ10から外れ12位となっている。
  　なお、『FOOTBALL BENCHMARK』の50位の中には、残念ながら日本人選手、さらにはアジア人選手はランクインしていない。『Transfermarkt』も同様で、アジア人選手の最高位は、ナポリでスクデット獲得に大貢献し、今夏にバイエルンに新天地を求めた韓国のDFキム・ミンジェ（26歳）の61位で、日本人選手はブライトンで飛躍を遂げた三笘薫（26歳）の214位が最高である。

構成●THE DIGEST編集部

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