そして5つ目が、チームとしての16連勝。これを達成できれば、LAギャラクシーを抜いて新たなレコードホルダーとなる。インテル・マイアミといえば、メッシ到来前はMLSで11戦連続未勝利という深刻な状態で、現在は5勝3分け14敗でイースタン・カンファレンスの最下位(15位)に沈んでいる。マルティーノ監督の言葉通り、メッシやブスケッツの加入によって明らかなチームの改善が見られるが、ここからMLSのレギュラーシーズンの残り12試合を全て勝利し、9位以内に入ってプレーオフ進出を果たしたとすれば、まさに偉業と言えよう。
メッシにとって、今季残りの公式戦は最大(プレーオフ、USオープンカップで決勝まで進出した場合)で21試合。どの記録も更新は大きな困難を伴うもののはずだが、この2試合でいとも簡単にゴールやアシストを決めてしまった彼なら可能なのかもしれない。バルセロナで幾度も奇跡を起こし、歴史を創り出してきた偉人が、北米大陸でもそれを再現できるか、非常に興味深いところだ。
ちなみにブラジルの総合メディア『Globo』は、メッシがゴールを奪ったことのある相手クラブの数が、前述のアトランタ戦でちょうど100に達したと報道。その内訳は、スペインが41クラブ、フランスが15クラブ、ドイツが7クラブ、イングランドが6クラブ、イタリアが4クラブ、ポルトガルが3クラブ、スコットランド、オランダ、チェコ、ウクライナ、アルゼンチン、ギリシャ、メキシコがそれぞれ2クラブ、そしてロシア、デンマーク、キプロス、イスラエル、スイス、ブラジル、ハンガリー、ベラルーシ、ベルギー、アメリカがそれぞれ1クラブとなっている。
インテル・マイアミでのデビュー後は、プレー時間で見れば28.75分毎にゴールを奪うという幸先の良いスタートを切ったスーパースターが、こちらの記録もどこまで伸ばせるか要注目である。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】右足で2発! メッシのアトランタ戦のゴールをチェック!
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インテル・マイアミでのデビュー後は、プレー時間で見れば28.75分毎にゴールを奪うという幸先の良いスタートを切ったスーパースターが、こちらの記録もどこまで伸ばせるか要注目である。
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