『WE ARE BRIGHTON.COM』は、先制アシストの場面を「マフムト・ダフードが三笘にボールを送ると、日本の超特急がペナルティーエリア内でマーカーを打ち破り、低くて強烈なクロスをゴール前に入れ、これをウェルベックがゴールに流し込んだ」と綴り、新加入ながら中盤で存在感を示しているダフードとともに、三笘の好パフォーマンスを紹介している。

　また、ブライトンの地元紙『The Argus』は「三笘薫の精力的な活躍により、ハーフタイム直後にウェルベックのゴールでアルビオンが先制」、アメリカの大手放送局のスポーツサイトである『CBS Sports』は「三笘による多くの良い仕事と、この日本のスターからのクロスにニューカッスルのGKニック・ポープが触れることができなかったという、ブライトンにとってのちょっとした幸運」と、三笘の決定的な仕事を報じた。

　クラブの公式サイトも、先制時における「三笘の素晴らしい活躍」を伝え、またウェルベックの三笘に対するコメントも紹介している。以下がそれだ。
  「カオルとのプレーは素晴らしい。彼が次にどんなプレーするのか分からない時もある。しかし、チームや彼自身のために、多くのチャンスを創り出している。彼は非常に重要な選手であり、アメージングだ。彼と一緒にプレーするのが大好きだ。（今夏は）２度ゴールをアシストしてくれたから、それが今後も続いてくれればと思う」

　今回のアメリカ遠征ではプレーだけでなく、MLBニューヨーク・メッツの千賀滉大投手との交流が話題となるなど、ピッチ内外で注目を浴びた三笘。今後、８月６日に予定されているラージョ・バジェカーノとのテストマッチを経て、８月12日にプレミアリーグ開幕戦（対ルートン）を迎えるが、新シーズンでも再びスポットライトを浴び続ける存在となるか、非常に楽しみである。

構成●THE DIGEST編集部

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