2017年夏のパリSG加入で2億2200万ユーロ(約353億円)という現在にいたるまでの移籍金最高額記録を樹立した彼は、今度は「欧州以外のクラブによる最高額の補強」という新たな記録をもアル・ヒラルにもたらした。なお、現時点でのサウジの移籍金ランキングのトップ10は以下の通りである。
1位:ネイマール(パリSG→アル・ヒラル) 1億ユーロ(約159億円)
2位:マウコム(ゼニト→アル・ヒラル) 6000万ユーロ(約95億円)
3位:ルベン・ネベス(ウォルバーハンプトン→アル・ヒラル) 5500万ユーロ(約87億円)
4位:ファビーニョ(リバプール→アル・イテハド) 4600万ユーロ(約73億円)
5位:セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ→アル・ヒラル) 4000万ユーロ(約64億円)
6位:サディオ・マネ(バイエルン→アル・ナスル) 3700万ユーロ(約59億円)
7位:リヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ→アル・アハリ) 3500万ユーロ(約56億円)
8位:ジョッタ(セルティック→アル・イテハド) 2900万ユーロ(約46億円)
9位:ロジェール・イバニェス(ローマ→アル・アハリ) 2850万ユーロ(約45億円)
10位:アラン・サンマクシマン(ニューカッスル→アル・アハリ) 2700万ユーロ(約43億円)
ちなみに、今夏の移籍市場におけるネイマールの移籍金額は全体の4位であり、サンマクシマンは51位。上位100人の中にサウジのクラブに移籍した選手は15人と、大きな割合を占めている。国別の最高額では、イングランド(チェルシーに加入したモイセス・カイセド)、スペイン(レアル・マドリーに加入したジュード・ベリンガム)に次いで、ドイツ(バイエルンに加入したハリー・ケイン)と並ぶ3位の高さであり、いわゆる欧州5大リーグの間に割って入った格好だ。
このように潤沢な資金によって凄まじい補強を展開しているサウジだが、当然ながら欧州トップリーグから見れば“格下”の感が否めず、ゆえにネイマールの今回の去就に対してはネガティブな意見も少なくない。母国メディアの『Globo』では、記者兼編集者のカイキ・アンドラージ氏が、このビッグディールの成立が正式発表される前に、「アル・ヒラル行きは、ネイマールのキャリアにおいて永遠の汚点となる」と厳しく指摘していた。
同氏は、2017年に「欧州サッカー界を支配していたスペインの“巨人”を離れ、フランスのあまり表現力のないクラブで億万長者のプロジェクトに取り組むという大きなリスクを負った」と、ネイマールの挑戦が上手くいかなかったと断定。バロンドールの争いにおいても、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの影に隠れる存在に甘んじていたと指摘するも、今年に入ってこの2人がいずれも欧州を離れたことで、「ネイマールが欧州サッカー界で頭角を現わす絶好のチャンスが到来した」と見ていた。
1位:ネイマール(パリSG→アル・ヒラル) 1億ユーロ(約159億円)
2位:マウコム(ゼニト→アル・ヒラル) 6000万ユーロ(約95億円)
3位:ルベン・ネベス(ウォルバーハンプトン→アル・ヒラル) 5500万ユーロ(約87億円)
4位:ファビーニョ(リバプール→アル・イテハド) 4600万ユーロ(約73億円)
5位:セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ→アル・ヒラル) 4000万ユーロ(約64億円)
6位:サディオ・マネ(バイエルン→アル・ナスル) 3700万ユーロ(約59億円)
7位:リヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ→アル・アハリ) 3500万ユーロ(約56億円)
8位:ジョッタ(セルティック→アル・イテハド) 2900万ユーロ(約46億円)
9位:ロジェール・イバニェス(ローマ→アル・アハリ) 2850万ユーロ(約45億円)
10位:アラン・サンマクシマン(ニューカッスル→アル・アハリ) 2700万ユーロ(約43億円)
ちなみに、今夏の移籍市場におけるネイマールの移籍金額は全体の4位であり、サンマクシマンは51位。上位100人の中にサウジのクラブに移籍した選手は15人と、大きな割合を占めている。国別の最高額では、イングランド(チェルシーに加入したモイセス・カイセド)、スペイン(レアル・マドリーに加入したジュード・ベリンガム)に次いで、ドイツ(バイエルンに加入したハリー・ケイン)と並ぶ3位の高さであり、いわゆる欧州5大リーグの間に割って入った格好だ。
このように潤沢な資金によって凄まじい補強を展開しているサウジだが、当然ながら欧州トップリーグから見れば“格下”の感が否めず、ゆえにネイマールの今回の去就に対してはネガティブな意見も少なくない。母国メディアの『Globo』では、記者兼編集者のカイキ・アンドラージ氏が、このビッグディールの成立が正式発表される前に、「アル・ヒラル行きは、ネイマールのキャリアにおいて永遠の汚点となる」と厳しく指摘していた。
同氏は、2017年に「欧州サッカー界を支配していたスペインの“巨人”を離れ、フランスのあまり表現力のないクラブで億万長者のプロジェクトに取り組むという大きなリスクを負った」と、ネイマールの挑戦が上手くいかなかったと断定。バロンドールの争いにおいても、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの影に隠れる存在に甘んじていたと指摘するも、今年に入ってこの2人がいずれも欧州を離れたことで、「ネイマールが欧州サッカー界で頭角を現わす絶好のチャンスが到来した」と見ていた。
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