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海外サッカー

「決める必要がありました」CL敗北のアーセナル冨安健洋、悔やまれる“逸機”。クラブ公式サイトも「どちらかのサイドにボールが飛んでいれば」

THE DIGEST編集部

2023.10.05

 日刊紙『Evening Standard』も、「スコアを2-1にする素晴らしいチャンスがあったが、冨安のシュートは相手GKを直撃。これは決めるべきだっただろう」として、多くのチームメイトと同様に採点は「5」。また『THE Sun』紙も、「後半に素晴らしい左足のボレーシュートでゴールに近づいたが、サンバに阻まれた」と、決定機を逸した場面に触れている。

『THE Sun』紙はそれだけでなく、守備についても「序盤、相手のウイングバックのオーバーラップに苦労したが、その後は上手く対処した。ブカヨ・サカとの連係で素晴らしい前進を試みたが、このイングランド人選手が(34分に)負傷交代した後、ファビオ・ヴィエイラとは同じ連係を再現することはできなかった」と記述。採点は、及第点の「6」とした(DF陣では最高タイ)。

『Daily Mail』紙はこの一戦を報じる中で、フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』のアーセナルの各選手に対する評価を紹介。冨安は「3」でチーム最低点となり、「ベン・ホワイトの代わりに先発出場した冨安は、快適ではなさそうだった。デュエルでは一歩遅く、攻撃時、そしてランスの同点時のプレーでもそうだった」と厳しく評された。また、アルテタ監督への言及でも「冨安を選択したことについては、あまり説得力がなかった」と綴ってあったようだ。
 
 スポーツ専門サイト『sportskeeda』は「7」の高採点を与え、「守備で鋭さを見せ、良いプレーを見せた。彼は5つのデュエルに勝利し、パス成功率は90%。その中には、キーパス1本とロングボール1本が含まれている」と称賛。スポーツ専門放送局『EUROSPORT』も、採点ではチーム最高タイの「7」としている。

 対して、サッカー専門サイト『90min』は「5」と厳しい採点で、寸評では「トマソンの動きに、何度も出し抜かれた」と酷評。『football.london』は、「守備では相変わらずまともなプレーを見せ、ランスのウイングバックとインサイドフォワードの双方の脅威に上手く対処。しかし、攻撃ではパスの提供が不足した。CKからのボレーシュートがサンバにセーブされたのは不運だった」として、採点は「6」と及第点評価となった。

 ロンドンの総合メディア『London World』も採点は「6」で、「守備では強靭さを示し、しばしばデュエルにも勝利し、タイムリーなタックルを成功させた。攻撃のサポートも見せたが、相手の攻撃を完全に抑えきることはできなかった」と記述。最後にアーセナルのクラブ専門サイト『Pain in the Arsenal』は、「ランスはアーセナルが冨安を経由して攻撃することを強いたが、冨安はファイナルサードで十分な貢献を提供できず、終盤は左SBに移った」と厳しく総括し、こちらの採点は「5」止まりだった。

構成●THE DIGEST編集部

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