それでも、今季のチームは相変わらず各方面から高い評価が下されており、『BBC』はブライトンOBであるガリー・ネルソン(1987年から1991年に在籍)が、現チームの主力選手を称賛し、その中でマーチ、ルイス・ダンクとともに三笘薫にも言及し、「彼は手強い選手であり、素晴しい選手だ」と語ったことを伝えている。
アジア・サッカー連盟(AFC)主催のアジア最優秀国際選手賞候補にキム・ミンジェ(韓国/バイエルン)、メフディ・タレミ(イラン/ポルト)とともに最終ノミネートされ(大賞はキム・ミンジェが受賞)、移籍専門サイト『Transfer Markt』によるヨーロッパリーグ出場選手の中での市場価格(5000万ユーロ=約80億円)が全体の11番目という好位置につけるなど、新たな“勲章”を次々に手にしている26歳の価値や評価は高まる一方だ。
面白い形で三笘を称賛したのは、サッカー専門サイト『FOOTBALL FANCAST』で、今季は2部リーグ(チャンピオンシップ)で戦うリーズのFWで、印象的なパフォーマンスを発揮しているオランダ人若手FWのクリセンシオ・サマーフィルを称賛する記事で、同じ左ウイングの三笘を引き合いに出している。
「サマーフィルは三笘同様に優れたドリブラーで、チームをピッチ上で前進させることができる選手だ。彼の次のステップは、シーズンの残りを通して一貫したプレーを維持することであり、さらにその後の目標は、実力派のトップリーグのウインガーとして、三笘の足跡を辿り、そのレベルでゴールとアシストを定期的に提供できるようにすることだ」
また、ブライトンの地元メディア『Sussex Live』は、ブライトンからレンジャーズにレンタルされている22歳のFW、アブダラ・シマのスコットランドでの活躍ぶりを紹介。試合時間の大部分を左ウイングとして過ごすというこのセネガル人を高く評価した上で、今後の去就にも言及。ここで、『Sunday Mail』のチーフ・フットボール・ライターであるスコット・マクダーモット氏の「彼はブライトンに戻り、三笘らと先発枠を争うほどの選手なのか? 私はノーだと思う」との見解を紹介した。
こうした、比較や引き合いとして名前を用いられることからも、すでに三笘は英国においては、左ウイングの代名詞的な存在となっているのがわかる。デ・ゼルビ監督は先日、三笘について「過小評価されている」と語ったとして話題となったが、日本人選手としてこのような存在となったのは偉業と言えよう。
フルアム戦では、クラブの専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』から「ウイングバックとしてプレーすることで、通常の攻撃プレーの効果が鈍くなったようだ。内側に切り込んで問題を引き起こすか、ゴールライン付近に到達するという、いつも披露する得意のプレーができない珍しい日となった」とネガティブに評された三笘だが、1週間ぶりの試合で再び切れ味鋭い決定的なプレーを見せ、重要な戦いでの勝利に貢献できるか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】バロンドール受賞者発表の瞬間!ハーランド、エムバペ、メッシの表情を同時に捉えたムービーをチェック
アジア・サッカー連盟(AFC)主催のアジア最優秀国際選手賞候補にキム・ミンジェ(韓国/バイエルン)、メフディ・タレミ(イラン/ポルト)とともに最終ノミネートされ(大賞はキム・ミンジェが受賞)、移籍専門サイト『Transfer Markt』によるヨーロッパリーグ出場選手の中での市場価格(5000万ユーロ=約80億円)が全体の11番目という好位置につけるなど、新たな“勲章”を次々に手にしている26歳の価値や評価は高まる一方だ。
面白い形で三笘を称賛したのは、サッカー専門サイト『FOOTBALL FANCAST』で、今季は2部リーグ(チャンピオンシップ)で戦うリーズのFWで、印象的なパフォーマンスを発揮しているオランダ人若手FWのクリセンシオ・サマーフィルを称賛する記事で、同じ左ウイングの三笘を引き合いに出している。
「サマーフィルは三笘同様に優れたドリブラーで、チームをピッチ上で前進させることができる選手だ。彼の次のステップは、シーズンの残りを通して一貫したプレーを維持することであり、さらにその後の目標は、実力派のトップリーグのウインガーとして、三笘の足跡を辿り、そのレベルでゴールとアシストを定期的に提供できるようにすることだ」
また、ブライトンの地元メディア『Sussex Live』は、ブライトンからレンジャーズにレンタルされている22歳のFW、アブダラ・シマのスコットランドでの活躍ぶりを紹介。試合時間の大部分を左ウイングとして過ごすというこのセネガル人を高く評価した上で、今後の去就にも言及。ここで、『Sunday Mail』のチーフ・フットボール・ライターであるスコット・マクダーモット氏の「彼はブライトンに戻り、三笘らと先発枠を争うほどの選手なのか? 私はノーだと思う」との見解を紹介した。
こうした、比較や引き合いとして名前を用いられることからも、すでに三笘は英国においては、左ウイングの代名詞的な存在となっているのがわかる。デ・ゼルビ監督は先日、三笘について「過小評価されている」と語ったとして話題となったが、日本人選手としてこのような存在となったのは偉業と言えよう。
フルアム戦では、クラブの専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』から「ウイングバックとしてプレーすることで、通常の攻撃プレーの効果が鈍くなったようだ。内側に切り込んで問題を引き起こすか、ゴールライン付近に到達するという、いつも披露する得意のプレーができない珍しい日となった」とネガティブに評された三笘だが、1週間ぶりの試合で再び切れ味鋭い決定的なプレーを見せ、重要な戦いでの勝利に貢献できるか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】バロンドール受賞者発表の瞬間!ハーランド、エムバペ、メッシの表情を同時に捉えたムービーをチェック
関連記事
- メッシのバロンドール受賞に対する反応は? ペップはW杯優勝を重視し、次点ハーランドの母国紙や独レジェンドは「シーズンを通しての実績」重視を主張
- メッシ所属のインテル・マイアミ、11月の中国ツアーが“ドタキャン”に「無能な主催者が中国を傷つけた」と現地メディアは怒りと落胆
- 「何度も相手を翻弄」「最高のパフォーマンスは発揮せず」久保建英、ラージョ戦の現地メディアによる評価は二分... PK獲得のプレーには「一瞬の輝き」
- なでしこJを“醜い”と非難する中国メディアに母国ユーザーたちが猛反発!「他人を責めずに、力がない自分を責めるべき!」
- プレミアリーグ50試合目で初ゴール! 冨安健洋の攻守での貢献ぶりを現地メディアは軒並み高評価! 「ノースロンドンでヒーローになりつつある」