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海外サッカー

「ボールを失うのを見るのは耐え難い」セリエA初フル出場の鎌田大地、逆転負けのラツィオにおいて現地メディアから最低評価「存在感がなく失望を与えた」

THE DIGEST編集部

2023.11.27

 スポーツ専門サイトの『OA SPORT』も、「今日も日本人選手は試合に関与するのにかなり苦労した。チーム同様、最初の45分間はよく動いていたが、ポゼッション時に目立つミスを犯した。とりわけ、相手選手との対峙において苦戦し、エラーが時間の経過とともに多くなっていった」と厳しく、こちらは採点を最低タイの「5」とした。

『Vi SPORT』は及第点の「6」で、チームで2番目に高い採点をつけたが、「L・アルベルト不在の中、ラツィオは彼と同じプレーをすることを鎌田に期待したが、2人の特性は全く異なるため、それは理想的な状態ではない」と記述。奮闘はしているものの、苦労している様を窺わせている。

 続いて、チーム最低タイの「5」としたサッカー専門サイト『TUTTOmercatoWEB.com』は、やはり「方向性を見失っている。ピッチの中央で無駄な動きをしており、あまりにも多くの簡単なミスでボールを失った」とネガティブな内容で、この背番号6のプレーが全く効果的でないことを強調した。
 
 ラツィオのクラブ専門サイト『LA LAZIO SIAMO NOI.IT』は、フェリペ・アンデルソンと並んで最低タイの「5」とし、「全てのプレーが非常に単純であり、あまりにも予想通りすぎる。基本的なアクションにおいてスピードや選択肢が効果的でない場合、プレーは単調なものとなってしまう。カンドレーバのFKへの対応は不十分であり、その後、ギャップを埋めるのに15分かかった」と綴っている。

 最後に、同じくクラブ専門サイトの『CITTA CELESTE』は、こちらも「4」と低採点で、「ボールを要求し、積極的にプレーしようとしているが、ほとんど上手くいかず、ボールを持っている時でもベストな選択をできず、混乱しているように見える」と厳しく評したが、「鎌田のスキルが高いことは分かっているだけに、もっと能力を発揮してほしいものだ」と、わずかながらに今後へ期待も寄せた。

構成●THE DIGEST編集部

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