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海外サッカー

遠藤航不在のリバプールでマク・アリステルが「6番」として覚醒!? 高評価の2人をバックアップする人材の補強をOBや専門メディアが要求

THE DIGEST編集部

2024.01.24

  遠藤不在のリバプールにおいて、今季ブライトンから加入した世界王者の一員の真価発揮(しかも守備面でプレーの幅を広げた)は、まさに頼もしい限り。今後の試合でもこの調子を維持できるかが気になるところであり、チームが2019-20シーズン以来のリーグ制覇を果たせるか否かの重要なポイントにもなってきそうだ。

 遠藤については、元アイルランドFWでクラブのOBでもある現コメンテーターのジョン・オルドリッジが、『ECHO』紙で「彼は本当に良くやってくれている。我々(リバプール)は長い間、背番号6のポジションの人材に苦労してきたが、遠藤は徐々に上向きになり、プレミアリーグに慣れてきた」と称賛しており、アジアカップ後にリバプールに再合流した後も、ユルゲン・クロップ監督にとっては重要な選択肢となるだろう。

 遠藤、マク・アリステルらのハイレベルなポジション争い、あるいは中盤での共闘が楽しみになるところだが、オルドリッジは今後に目を向けて「完璧を求めるなら、各ポジションに2人以上の選手が必要だ」として、ニューカッスルのブラジル代表MFで、アンカーでもインサイドハーフでもプレーできるブルーノ・ギマランイスの獲得を訴えている。
 
 前述の『THIS IS ANFIELD』も、「現時点でチームで唯一、背番号6を専門とするのは遠藤だけであり、さらにシーズン終了後にはチアゴ・アルカンタラがフリーで退団する可能性がある」と指摘し、「遠藤とマク・アリステルの負担を幾らか取り除くことができる」国内外の10選手の名を、「今夏の補強候補」として以下の通りに挙げた。

ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル)
ジョアン・パリーニャ(フルアム)
ブバカル・カマラ(アストン・ビラ)
ドウグラス・ルイス(アストン・ビラ)
ユスフ・フォファナ(モナコ)
ケフラン・テュラム(ニース)
ヴィタリー・ヤネルト(ブレントフォード)
マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)
トゥーン・コープマイネルス(アタランタ)
マヌ・コネ(ボルシアMG)

 アジアカップでは、中盤より前では唯一2試合でフル出場を果たすなど、日本代表の重要な存在となっている遠藤は、さらなる強化を目指す「レッズ」でどれだけ価値や重要性を高めていけるか。シーズン終盤、さらには来夏以降も興味深い。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】プレミアリーグ21節 ボーンマス対リバプール戦ハイライト

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