続いては、「リバプールでの功績を考えれば、すでに1995年のジョージ・ウェア以来となるアフリカ人として、ふたり目のバロンドール受賞者になっていてもおかしくなかったはず」というモハメド・サラー。エジプト代表として臨んだアフリカネーションズ・カップでは負傷してしまい、またリバプールもCLに出場していないということで、「彼の受賞チャンスはもう過去のもののようにも見える」としている。
しかし同メディアは、「今季はリバプールで素晴らしいシーズンを楽しんでおり、他の有力候補が決め手に欠けた場合には、サラーに注目が集まるかもしれない」と、可能性を否定しておらず、「とにかく現在の怪我から回復して母国のアフリカネーションズ・カップ優勝に貢献し、さらにリバプールではプレミアリーグ優勝、そして自身がリーグ得点王になることだ」と、どれも簡単ではないであろう課題を提示している。
そのサラーと現在、プレミアリーグの得点ランキングで首位の座を争っているのが(ともに14点)、マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドだ。昨年はトップスコアラーとしてプレミアリーグ、FAカップ、CLの「トレブル」達成に大貢献したものの、バロンドール、FIFAフットボール・アワードの両方で受賞を逃した悲運の23歳。ノルウェー代表としてアピールする機会がない今年は、「CLを連覇すること」が唯一の必須条件だとのことである。
そのハーランドから個人トロフィーをことごとく奪い取ったのが、今なお世界最高の選手の称号が相応しい36歳のメッシ。同メディアは、FIFA表彰式の事例から、その年の実績よりもキャリアを通しての名声が優先されることも考慮しなければならないとし(やや皮肉も込められているが)、また2021年にメッシが7度目のバロンドールを受賞した主要な理由がコパ・アメリカ優勝だったこともあり、「再び南米王者に母国を導き、欧州の票が割れることを願う」と条件を挙げた。なお、インテル・マイアミでの成績は「ほぼ間違いなく重要ではない」と言い切っている。
そして最後は、メッシに続く5回の受賞歴を誇り、ともに長く「ビッグ2」の座を守り続けてきたクリスティアーノ・ロナウド。もっとも、最後の栄冠から7年が経っており、2022年のカタール・ワールドカップでは大会中にスタメンを外され、その後は欧州を離れてサウジアラビアのアル・ナスルに渡ったことで、もはや受賞レースからは完全に外れたかに思われたものである。
しかし、サウジで再び得点力が発揮され、54ゴールを挙げて2023年の最多得点者に。ポルトガル代表では今なおエースの座に君臨し、EURO2024予選で全勝突破に大貢献して、ここでも得点にまつわる大記録を樹立するなど、全く錆び付いていないことを証明した。今夏までにサウジで通算100ゴールを決めたとしても、それについては冷ややかな見方の同メディアは、攻守に安定した母国代表がEURO2024を制してなお、ライバルたちがことごとくCLやコパ・アメリカで目標達成に失敗しない限り、「可能性は半々」と見ている。
構成●THE DIGEST編集部
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しかし同メディアは、「今季はリバプールで素晴らしいシーズンを楽しんでおり、他の有力候補が決め手に欠けた場合には、サラーに注目が集まるかもしれない」と、可能性を否定しておらず、「とにかく現在の怪我から回復して母国のアフリカネーションズ・カップ優勝に貢献し、さらにリバプールではプレミアリーグ優勝、そして自身がリーグ得点王になることだ」と、どれも簡単ではないであろう課題を提示している。
そのサラーと現在、プレミアリーグの得点ランキングで首位の座を争っているのが(ともに14点)、マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドだ。昨年はトップスコアラーとしてプレミアリーグ、FAカップ、CLの「トレブル」達成に大貢献したものの、バロンドール、FIFAフットボール・アワードの両方で受賞を逃した悲運の23歳。ノルウェー代表としてアピールする機会がない今年は、「CLを連覇すること」が唯一の必須条件だとのことである。
そのハーランドから個人トロフィーをことごとく奪い取ったのが、今なお世界最高の選手の称号が相応しい36歳のメッシ。同メディアは、FIFA表彰式の事例から、その年の実績よりもキャリアを通しての名声が優先されることも考慮しなければならないとし(やや皮肉も込められているが)、また2021年にメッシが7度目のバロンドールを受賞した主要な理由がコパ・アメリカ優勝だったこともあり、「再び南米王者に母国を導き、欧州の票が割れることを願う」と条件を挙げた。なお、インテル・マイアミでの成績は「ほぼ間違いなく重要ではない」と言い切っている。
そして最後は、メッシに続く5回の受賞歴を誇り、ともに長く「ビッグ2」の座を守り続けてきたクリスティアーノ・ロナウド。もっとも、最後の栄冠から7年が経っており、2022年のカタール・ワールドカップでは大会中にスタメンを外され、その後は欧州を離れてサウジアラビアのアル・ナスルに渡ったことで、もはや受賞レースからは完全に外れたかに思われたものである。
しかし、サウジで再び得点力が発揮され、54ゴールを挙げて2023年の最多得点者に。ポルトガル代表では今なおエースの座に君臨し、EURO2024予選で全勝突破に大貢献して、ここでも得点にまつわる大記録を樹立するなど、全く錆び付いていないことを証明した。今夏までにサウジで通算100ゴールを決めたとしても、それについては冷ややかな見方の同メディアは、攻守に安定した母国代表がEURO2024を制してなお、ライバルたちがことごとくCLやコパ・アメリカで目標達成に失敗しない限り、「可能性は半々」と見ている。
構成●THE DIGEST編集部
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