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海外サッカー

サラーの後継者候補に挙げられた久保建英は「この冬も、夏もソシエダ残留を望んでいる」と現地紙報道! 一方で「今後の慰留は難しいミッション」との指摘も

THE DIGEST編集部

2024.01.31

 このように、久保自身に所属クラブを変える意向は全くないと断言した同メディアだが、一方で「ソシエダとの契約解除金が6000万ユーロ(約97億円)ということで、久保はビッグクラブにとっては獲得のチャンスがある選手だ」とも綴っており、サッカー専門サイト『FICHAJES.NET』も、「ソシエダは今のところ、この『宝石』を王冠に保つことに成功しているが、才能あるサッカー選手を引き留めるというミッションは、今後も彼らにとって難題であり続けるだろう」と指摘した。

 一昨季までの久保の所属クラブで、ソシエダに売却はしたものの、今なお50%の保有権を所持しているレアル・マドリーのクラブ専門サイト『Defensa Central』も、「タケ・クボはこの冬の移籍市場ではもちろん、夏もラ・レアルを離れることを拒否したようだ」と、昨年12月29日の時点でこの意思表明がなされていたことを伝えている。

 ただ続けて、「メレンゲクラブ(マドリー)も彼の動向を追っており、この日本人の現在の素晴らしいパフォーマンスには驚いている。タケ・クボはビッグクラブでも重要な役割を果たせるだけのポテンシャルを秘めている」とソシエダで飛躍を遂げている22歳を称賛し、「マドリーは彼が他クラブに移れば、移籍金の50%を受け取れるだけでなく、彼をより安い価格で買い戻すことも可能だ」と、マドリーもまた久保への関心を失っていないことを強調した。
 
「現時点では、シーズン終了まで待つことになる。久保と似たプロフィールの選手が複数いるため、今後の移籍市場の動きが、彼に対するアプローチにも影響を与える可能性がある」と、同メディアは再獲得に乗り出すかもしれないとして記事を締めている。

 ソシエダで活躍して自身の価値を上げれば上げるほど、このバスクのクラブでの快適度は増していき、愛着も増していく一方で、ビッグクラブからの獲得(札束)攻勢は激しくなっていくこととなるが、この先、久保がソシエダ以外のクラブに関心を抱くようになるのはいつのことだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】久保建英、2023-2024シーズン前半戦プレー集
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