ところが、中国・香港のサッカーファンの怒りの拍車をさらにかける事態が起きた。香港選抜戦から3日後、日本で行なわれた神戸戦で脚を故障していたメッシが60分から途中出場を果たしたのだ。スーパースターは巧みなボールさばきで、国立競技場に集まった日本のサッカーファンを大いに沸かせ、復調をアピールした。
当然、スーパースターが躍動するプレーを間近で見られなかった香港のサッカーファンは怒りが爆発。メッシのSNSのコメント欄には中華圏の言語や英語による誹謗中傷が相次いだ。中国メディア『捜狐』は「香港遠征では、メッシのファンに対する態度があまりにも酷かった。メッシは60分に途中出場して、日本のファンを喜ばせた。ふざけているのか! この違いは本当に残念だ」と非難。香港での振る舞いを猛烈に批判した。
アルゼンチン最大の全国紙『clarin』はメッシが香港選抜との親善試合を欠場した余波が、代表チームの活動にまで影響していると懸念を示している。同紙は「アルゼンチン代表の中国遠征が危機に瀕している」と報じ、中止発表に衝撃を受けている。
加えて、騒動の要因を分析。「コパ・アメリカへの準備期間として予定されていたナイジェリア戦、コートジボワール戦の2試合が中止決定された。カタールW杯のMVPが東京で行なわれたヴィッセル神戸との親善試合で30分間プレーしたことも物議を醸している」と言及。日本でのプレーが試合中止の引き金のひとつになったと指摘している。
親善試合におけるスーパースターの出場・不出場を巡る騒動の余波は、いまだ収まる気配がない。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「傲慢だ」「ふざけているのか!」メッシの途中出場に中国メディアが激怒!「間違いなく日本が好きなのだ」
当然、スーパースターが躍動するプレーを間近で見られなかった香港のサッカーファンは怒りが爆発。メッシのSNSのコメント欄には中華圏の言語や英語による誹謗中傷が相次いだ。中国メディア『捜狐』は「香港遠征では、メッシのファンに対する態度があまりにも酷かった。メッシは60分に途中出場して、日本のファンを喜ばせた。ふざけているのか! この違いは本当に残念だ」と非難。香港での振る舞いを猛烈に批判した。
アルゼンチン最大の全国紙『clarin』はメッシが香港選抜との親善試合を欠場した余波が、代表チームの活動にまで影響していると懸念を示している。同紙は「アルゼンチン代表の中国遠征が危機に瀕している」と報じ、中止発表に衝撃を受けている。
加えて、騒動の要因を分析。「コパ・アメリカへの準備期間として予定されていたナイジェリア戦、コートジボワール戦の2試合が中止決定された。カタールW杯のMVPが東京で行なわれたヴィッセル神戸との親善試合で30分間プレーしたことも物議を醸している」と言及。日本でのプレーが試合中止の引き金のひとつになったと指摘している。
親善試合におけるスーパースターの出場・不出場を巡る騒動の余波は、いまだ収まる気配がない。
構成●THE DIGEST編集部
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