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海外サッカー

ソシエダの511分無得点を打破! 今季7点目をマークした久保建英に多数の最高評価! 「美しいプレー」「最も優れたエキスパート」

THE DIGEST編集部

2024.02.20

 一方、『AS』紙も同採点とし、「ブライスとともに久保が最も危険な存在だった」と綴った他、個別評価の記事では「ラ・レアルの主要な攻撃の武器であり、常に相手にとっては危険な存在だった。試合を振り出しに戻す良いゴールを決め、その後もチャンスを創出するなど、攻撃陣を牽引。彼を止めるためには、マジョルカは2人の選手が必要だった」と称賛した。
 
 続いて、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、ライブ実況の記事で同点ゴールの場面を「久保の目まぐるしいカウンターパンチで同点」と報じ、久保について「イマノル・アルグアシル監督のチームで最も優れたエキスパートである」「なんという見事なプレー!」「大活躍を見せた」と賛辞。そして、前半、試合全体の両方で彼を「MVP」に選定している。

 久保の「このような難しい試合に勝つのは、常に最高なことです。後半、数的有利な状況でようやくゴールを決めましたが、もう少し良いプレーをしなければならないと感じています。チームには、シーズン初めにあった攻撃の最後のところでの爆発力が足りないと思います」とのコメントを紹介した同メディアは、個別評価では以下のようにこの日本人選手を評した。

「日本人選手の素晴らしいプレーが、512分間の無得点を打破。久保はいつものようにドリブルで突き進んでシュートを決めた。彼は最もアクティブであり、逆転するまで攻撃を仕掛けた。FKとクロスバーを叩く“ミサイル”で逆転に近づき、チームの攻撃を主導し、コントロール。自身がゴールを決めた後、彼は古巣のファンに対し、尊敬の意味で謝罪した」

 同じくバルセロナのスポーツ紙である『SPORT』も、「久保はそのスキル、テクニカルなドリブルとスピードで、ハビエル・アギーレ監督が形成した3人のCBを含む5人の守備陣にとって最大の脅威となった」と絶賛し、「日本人選手はGKライコビッチを打ち破ってゴールを決め、またサン・セバスティアンの選手にパスを出したが、チームメイトはそれを決め切れなかった」とも綴っている。
 
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