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海外サッカー

「素晴らしい瞬間の礎となった」 遠藤航の攻守両面での貢献に現地専門メディアから多くの賛辞! 彼を選んだ指揮官の英断にも

THE DIGEST編集部

2024.03.06

 ユルゲン・クロップ監督はノッティンガム戦の後、「終盤、我々は4バックとGKのクイービーン・ケレハー、そしてワタルを使って、特別な守備をした」と明かし、ここでも遠藤が重要な役割を果たしたことを強調しているが、今季での退任が決まっているこのドイツ人指揮官に対しては、『ROUSING THE KOP』がその功績のひとつとして、遠藤の獲得を挙げている。

 昨夏、クロップ監督はモイセス・カイセド(現チェルシー)の獲得を逃した後、ソフィアン・アムラバトと遠藤のいずれかの選択を迫られ、後者を選んだが、「当時、アムラバトはモロッコ代表として、カタール・ワールドカップで素晴らしいパフォーマンスを発揮しており、非常に知名度の高い選手だった。一方、遠藤はあまり知られていなかったため、ファンはクロップの決断を疑問視した」(同メディア)。
 
「しかし、それは見事な一手となった。マンチェスター・ユナイテッドにレンタル加入したアムラバトはシーズン通じて苦戦しており、週末のシティとのダービーにおける彼のエラーがそれを浮き彫りにした。一方、遠藤はアンフィールドでカルトヒーローとなり、幾つかの素晴らしいパフォーマンスを披露。この日本代表選手ははるかに優れている」

「時には、監督の直感を信じる必要がある。クロップはブンデスリーガをよく知っており、遠藤をアンフィールドに連れてくることでどうなるかを非常によく理解していた」と、指揮官の英断、そして彼の期待に見事に応えた遠藤に対し、同メディアは賛辞を贈った。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】遠藤航、後半15分から出場して勝利に貢献!
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