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海外サッカー

ドイツ凱旋でも終盤10分間の出場…ラツィオで「全く上手くいっていない」鎌田大地について古巣の地元メディアがブンデス復帰の可能性を示唆!

THE DIGEST編集部

2024.03.07

 同メディアは、「フランクフルトのヨーロッパリーグ優勝(2021-22シーズン)のヒーローであり、同クラブにとって過去数年間で最も重要な選手のひとり」である鎌田が、長い葛藤の末に昨夏、契約満了とともに退団し、ラツィオに加入したものの、「ローマの首都での27歳は、全く上手くいっていない」と綴り、厳しい現状について以下のように紹介している。

「フランクフルトでは179試合に出場して40得点33アシストを記録した彼は、ローマではレギュラーでなく、26試合出場で1得点1アシストという貧弱な成績に止まっており、ドイツ時代には3000万ユーロ(約49億円)あった市場価値も2000万ユーロ(約32億6000万円)と大きく減少してしまっている」

 このような苦境にある鎌田には、「ブンデスリーガ復帰の噂が流れている」と同メディアは伝え、「彼に興味を示しているのはフランクフルトではなく、ボルシアMGである」として、複数の現地メディアが、すでに鎌田側とクラブの間で最初の話し合いが行なわれたことを報じていることも紹介している。
 
「ボルシアMGでは、同胞の板倉滉、福田師王と対面することになる」としながらも、「デュッセルドルフの田中碧もボルシアMGとの契約に迫っているといわれ、そのことが鎌田との交渉の際に考慮される可能性がある」と同メディアは指摘。ただ、鎌田の去就については「彼がなぜ移籍を考えるか、その理由は明らかだ」として、現状から見れば今夏に新天地を求めるのは確実と見ているようだ。

 フランクフルトでも1年目は全く振るわず、ベルギーのシント=トロイデンでのレンタル期間を経て、復帰後にブレイクしたという過去を持つ日本代表MFは、果たしてイタリアでの挑戦を1シーズンで終えてしまうのか。残りのシーズンでの出場の有無やパフォーマンス同様、移籍市場での動向も要注目である。

構成●THE DIGEST編集部

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