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海外サッカー

「プレミアリーグに片足を突っ込んでいる」英国で人気沸騰中の久保建英に対して「ソシエダは売却不可避の状況にある」と現地メディアが指摘

THE DIGEST編集部

2024.03.14

「マンチェスターの両チームは、元マジョルカ所属の日本人スター選手が計り知れない可能性を持つことを認識している。そしてアーセナルでは、生まれつきの才能を見出す専門家でもあるミケル・アルテタ監督が、久保のサイドからセンターに切れ込んで相手GKと対峙できる能力を最も気に入っている」

 同メディアは、久保の現状を「いずれにせよ、プレミアリーグに片足を突っ込んでいるようだ」と表現し、「ソシエダのアルグアシル監督、ロベルト・オラベSDは、タケ・クボを引き留めるために、ほとんど、あるいは全く何もできないことを認識している」と綴って、このバスクのクラブが売却を避けられない状況にあると指摘する。

 また別の記事でも、「現時点でラ・リーガでは首位に勝点26差をつけられての6位で、コパ・デル・レイとCLでは敗退を喫するなど、“失敗”のひと言で要約できるかもしれない今季、しかし多くの主力選手が高額で売却可能であることは、アルグアシル監督のチームが全体的にそこまで悪くなかったことを意味している」とチームを評価するとともに、「主力選手の売却でソシエダの基盤は崩れるかもしれないが、ホキン・アペリバイ会長はクラブの中核の解体に同意した」と伝えた。
 
 ここで、売却の対象として名前が挙がっているのは、ミケル・メリーノ、マルティン・スビメンディ、ロビン・ル・ノルマン、そして久保。「久保はレアル・マドリーが東京から連れて来てから、常に話題となっていたタレント。最初に彼を発見したのはバルセロナだが、彼のウイングとしての最高のバージョンを引き出す方法を知っていたのはソシエダであり、今や市場では6000万ユーロの価値がついている」と、この22歳について評している。

 来季の欧州カップ戦出場権を得るために重要な残りのシーズンで、久保が大きな役割を担うのは間違いない。そのコンディション、起用法、パフォーマンス、そして移籍市場における動向と、彼についてはあらゆる面でその興味は高まる一方である。

構成●THE DIGEST編集部

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