また、ブンデスリーガにおいて40代以上でプレーした選手は、歴代で10人だけであり、ここでも長谷部はその名を残している。ちなみに今季最終節(RBライプツィヒ戦)を迎える5月18日の時点での40歳121日は、ブンデスリーガ歴代最年長ランキングで9位に入るものである。ベスト10は以下の通りだ。
1位:クラウス・フィヒテル(DF/1988年引退) 43歳6か月2日
2位:ウリ・シュタイン(GK/1997年) 42歳5か月19日
3位:ハラルド・シューマッハー(GK/1996年) 42歳2か月12日
4位:クラウディオ・ピサーロ(FW/2020年) 41歳8か月24日
5位:ミロスラフ・ヴォタバ(MF/1996年) 40歳7か月11日
6位:ベルント・ドレハー(GK/2007年) 40歳6か月11日
7位:イェンス・レーマン(GK/2010年) 40歳5か月17日
8位:マンフレド・ブルグスミュラー(MF/1990年) 40歳4か月20日
9位:長谷部誠(MF/2024年) 40歳4か月(予定)
10位:クラウス・ライトマイヤー(GK/2004年) 40歳10日
こうした偉大な記録を樹立した長谷部の引退発表については、世界中の多くのメディアが一斉に報じているが、ドイツのスポーツ紙『Kicker』は「並外れたアスリートであり人物がステージを去る」と題した記事で、「彼はスピード不足を、優れたポジショニングと予測能力で補い、ビルドアップでは優れたビジョンと正確なパスで見る者に感銘を与えた」と、「謙虚で礼儀正しい二児の父親」のプレーを称賛した。
また、現モナコ監督のアディ・ヒュッターがフランクフルトを率いていた際の「長谷部に関してはワインと同じようなもので、歳をとればとるほど良くなる。彼は我々のチームのキープレーヤーだ」という賛辞、当時のスポーツディレクターだったフレディ・ボビッチの「長谷部は“指導者”であり、模範的なプロだ」というコメントを紹介している。
そのストイックさと誠実さ、優れた頭脳、確かな技術とセンスにより、間違いなくドイツにおける日本人選手の地位向上に大貢献した長谷部。そのキャリアに多大な敬意を払うとともに、残りの現役生活とその後のキャリアが充実したものとなることを願わずにはいられない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「ラストスパートに集中する」元日本代表主将・長谷部誠が”流暢な”ドイツ語で引退会見
1位:クラウス・フィヒテル(DF/1988年引退) 43歳6か月2日
2位:ウリ・シュタイン(GK/1997年) 42歳5か月19日
3位:ハラルド・シューマッハー(GK/1996年) 42歳2か月12日
4位:クラウディオ・ピサーロ(FW/2020年) 41歳8か月24日
5位:ミロスラフ・ヴォタバ(MF/1996年) 40歳7か月11日
6位:ベルント・ドレハー(GK/2007年) 40歳6か月11日
7位:イェンス・レーマン(GK/2010年) 40歳5か月17日
8位:マンフレド・ブルグスミュラー(MF/1990年) 40歳4か月20日
9位:長谷部誠(MF/2024年) 40歳4か月(予定)
10位:クラウス・ライトマイヤー(GK/2004年) 40歳10日
こうした偉大な記録を樹立した長谷部の引退発表については、世界中の多くのメディアが一斉に報じているが、ドイツのスポーツ紙『Kicker』は「並外れたアスリートであり人物がステージを去る」と題した記事で、「彼はスピード不足を、優れたポジショニングと予測能力で補い、ビルドアップでは優れたビジョンと正確なパスで見る者に感銘を与えた」と、「謙虚で礼儀正しい二児の父親」のプレーを称賛した。
また、現モナコ監督のアディ・ヒュッターがフランクフルトを率いていた際の「長谷部に関してはワインと同じようなもので、歳をとればとるほど良くなる。彼は我々のチームのキープレーヤーだ」という賛辞、当時のスポーツディレクターだったフレディ・ボビッチの「長谷部は“指導者”であり、模範的なプロだ」というコメントを紹介している。
そのストイックさと誠実さ、優れた頭脳、確かな技術とセンスにより、間違いなくドイツにおける日本人選手の地位向上に大貢献した長谷部。そのキャリアに多大な敬意を払うとともに、残りの現役生活とその後のキャリアが充実したものとなることを願わずにはいられない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「ラストスパートに集中する」元日本代表主将・長谷部誠が”流暢な”ドイツ語で引退会見
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