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海外サッカー

CLバイエルン戦の冨安健洋、ザネへの対応には「ほとんど封じ込めた」「速さに苦戦した」と評価は二分! 失点時のプレーへの苦言も…

THE DIGEST編集部

2024.04.19

 一方、『Daily Mail』紙は、記事の中で「冨安のリスクが報われる」と見出しを打ち、「冨安の先発は昨年12月2日以来のことで、彼の起用はリスクが伴うものだった。しかし、最近の試合を見ると、左SBのポジションは注意深く対処する必要があることが明らかであり、冨安が起用された理由は十分に理解できた」と、その起用は妥当だったことを強調した。

 同メディアの採点はチーム2番目の「7」で、寸評も「左サイドで存在感を示した。相手は彼のサイドへの攻撃が難しいと感じていた」とポジティブなものに。『Evening Standard』紙も、「昨年12月初め以来となる先発出場の一戦で、堅実なパフォーマンスを披露。ほとんどザネを封じ込めた」と称賛し、採点は同じく「7」で、こちらはチーム最高タイとなっている。

 続いて、スポーツ専門サイト『GIVEMESPORT』は、一転して全体的に厳しい評価となり、その中で冨安の採点は「5」止まり。寸評も「ザネとの対戦という難しい任務を与えられ、ドイツ人の速さに苦戦した。最終的には、アーセナルがゴールを狙うために交代を命じられた」とネガティブなものとなった。厳しい評価はドイツの日刊紙『Bild』も同様で、「1~6(小さいほど良い)」の採点で及第点以下の「4」とした。
 
 サッカー専門サイトでは、『90min』の採点は「6」で、「序盤から第3の深めのMFに移行。ザネに対しては少々苦労した」と記述。対して、『football.london』は同採点ながらも、「ザネとの対戦ではほとんどの場面で本当に良い仕事を果たし、ファーストレグで危険だった選手を沈黙させた。しかし攻撃では、望んでいたほど前に出ることはできなかった」と、守備面に限定して賛辞を贈っている。

 最後に、アーセナルのクラブ専門サイト『PAIN IN THE ARSENAL』は「6.5」を付与し、「最初はザネへの対応に苦戦したが、冨安は落ち着きを保ちながら、素晴らしいパフォーマンスを見せた。1対1の守備は良かったが、一方で攻撃面での貢献はそれほど多くはなかった」と、日本代表選手のプレーを振り返った。

構成●THE DIGEST編集部

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