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海外サッカー

「今日の日本人選手には冴えがなかった」最終戦のラツィオ鎌田大地、決定機迎えるも今季3ゴール目ならず…現地メディアは「失点時のマークの不備」を指摘

THE DIGEST編集部

2024.05.28

 一方、『Roma Today』紙は「5.5」と及第点に満たない採点で、「不調。クラーニョの見事なセーブによって、ゴールはならなかった」と厳しく評し、同採点とした『LEGGO』紙も「ゴールはクラーニョに阻止された。評価に影響を与えたのは、ヴィティに対する守備で、これが最終的な引き分けの原因となった」と、失点時に相手選手をカバーし切れなかった場面に言及した。

 スポーツ専門サイト『OA SPORT』も同採点で、「今日の日本人選手には冴えがなかった。特に前線で動き回ることもなく、サッスオーロの守備にプレーを阻まれ、一時的に存在感を消されてしまった」と、チームの攻撃に影響を与えられなかったことを強調している。

 対して、サッカー専門サイト『calciomercato』は「ラツィオの攻撃において、至る所で顔を出していた」とプレーへの関与は十分だったことを示したが、「前半にクラーニョの見事なセーブでゴールを阻まれた。そして、ヴィティのゴール時におけるマークの不備は致命的だった」とネガティブな点を指摘し、こちらも採点は「5.5」となった。
 
 やはり同採点の『TUTTOmercatoWEB.com』は、「イゴール・トゥドール監督からの称賛の後、鎌田は不調な夜を迎えた。日本人選手にとって最高の試合とはならず、ライン間で苦戦し、その後は中盤にポジションを移され、さらに良いチャンスも逃した」と、この日本代表MFの今季最終戦を厳しく振り返っている。

 最後にラツィオのクラブ専門サイト『LA LAZIO SIAMO NOI.IT』は、「トゥドール監督の要望を誰よりもよく受け入れ、ポジションに関係なく信頼を寄せられ続けている。トレクァルティスタとしてゴールに近づき、センターMFとしてプレーする際にも、ボールを上手く供給した。しかし残念ながら、失点の場面ではクリスティアン・トルストベットのFKで寝てしまったかのように、ヴィティに先を越されてしまった」として、こちらも採点は「5.5」を付与した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】鎌田大地、最終節も攻守に奮闘! 38節サッスオーロ戦ダイジェスト
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