同メディアは、「今季のバルサはここまで素晴らしい成績を収めており、3日前の(チャンピオンズリーグ=CL)バイエルン戦で4-1、今回のマドリー戦で4-0という大勝利を経て、欧州最強チームのひとつとして確固たる地位を築いている」とその強さを強調したが、同様の見解を示したのは、宿敵マドリーの地元メディア『MARCA』紙である。
同紙は、今季のバルサの強みとして、「1950-51シーズン以来、11節終了時点でこれほど多くのゴールを挙げたことはない」と、ここまで37ゴールを挙げているチームの得点力を称賛。また、『Globo』も評価した守備についても「相手の攻撃に怯まない」と綴り、またマルク・カサド、フェルミン・ロペスら若手の好パフォーマンスもポジティブに評している。
そして、これら全てが今夏に就任したドイツ人指揮官によってもたらされたとして、「立役者はフリックだ。確かに選手たちのパフォーマンスは非常に素晴らしく、最終的に試合に勝利するのは彼らだが、このドイツ人の果たした役割は非常に大きい。彼は短期間で、見事なサッカーを展開するチームを作り上げた。就任からわずか2か月後に、チームがこのレベルに達するとは誰も予想していなかった」と絶賛した。
「バルサは今、サッカーをするための『マシン』である。プロジェクト達成の試金石となった大事な1週間で、彼らは見事な2つの勝利を挙げて、そのことを証明した。今季、バルサはすでに全てのタイトルに挑戦する資格を持っていることが明らかだ。この新たな立場をどのように受け入れていくかが、次の課題となるだろう」
主力選手から最大の力を引き出す術を見出し、チームに的確な戦術を授け、さらに若手の積極的な起用でクラブ全体の活性化も促すなど、ここまでバルサで素晴らしい働きを見せているフリック監督。就任してすぐに結果を出し、ブンデスリーガでは8連覇、CLでは全勝優勝(バルサに8-2の大勝)を果たした2019-20シーズンのような偉業を、異国の地でも果たせるかが興味深いところだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】バルサが敵地ベルナベウでマドリーを4発撃破!
同紙は、今季のバルサの強みとして、「1950-51シーズン以来、11節終了時点でこれほど多くのゴールを挙げたことはない」と、ここまで37ゴールを挙げているチームの得点力を称賛。また、『Globo』も評価した守備についても「相手の攻撃に怯まない」と綴り、またマルク・カサド、フェルミン・ロペスら若手の好パフォーマンスもポジティブに評している。
そして、これら全てが今夏に就任したドイツ人指揮官によってもたらされたとして、「立役者はフリックだ。確かに選手たちのパフォーマンスは非常に素晴らしく、最終的に試合に勝利するのは彼らだが、このドイツ人の果たした役割は非常に大きい。彼は短期間で、見事なサッカーを展開するチームを作り上げた。就任からわずか2か月後に、チームがこのレベルに達するとは誰も予想していなかった」と絶賛した。
「バルサは今、サッカーをするための『マシン』である。プロジェクト達成の試金石となった大事な1週間で、彼らは見事な2つの勝利を挙げて、そのことを証明した。今季、バルサはすでに全てのタイトルに挑戦する資格を持っていることが明らかだ。この新たな立場をどのように受け入れていくかが、次の課題となるだろう」
主力選手から最大の力を引き出す術を見出し、チームに的確な戦術を授け、さらに若手の積極的な起用でクラブ全体の活性化も促すなど、ここまでバルサで素晴らしい働きを見せているフリック監督。就任してすぐに結果を出し、ブンデスリーガでは8連覇、CLでは全勝優勝(バルサに8-2の大勝)を果たした2019-20シーズンのような偉業を、異国の地でも果たせるかが興味深いところだ。
構成●THE DIGEST編集部
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