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久保建英は最多スコアラーで奮闘も…ソシエダ、得点力の低さが5大リーグでワースト10入り! スペイン紙は「欧州カップ出場権の維持は難しくなる」と警告

THE DIGEST編集部

2025.01.27

 不名誉な番付で8位にランキング入りしてしまったソシエダについて、さらに同メディアは「ラ・レアルの最多得点者は、ミケル・オジャルサバルと久保建英で、それぞれ4ゴールを挙げているが、これら(ワースト10)のクラブでは、ストライカーがあまり得点を挙げられていないのが共通の傾向である」との見解を示した。
 
 この10チームの最多得点者で、最も高い数字を示しているのは二コラ・クリストビッチ(レッチェ)とアンドレア・ピナモンティ(ジェノア)で6点(セリエ14位タイ)。これに5点(リーガ22位タイ)のマウロ・アランバリ(ヘタフェ)が続き、4点はベネディクト・ホラーバッハ(ウニオン/(ブンデス39位タイ)、そして久保、オジャルサバル(ソシエダ/リーガ31位)となっている。なお、最少はキャメロン・アーチャー(サウサンプトン)らの2点(プレミア83位タイ)だ。

 久保は一昨季のソシエダ加入以来、得点を記録した公式戦でチームが無敗を維持しており、そのゴールで幸運をもたらす存在となっているが、キャプテンとともにソシエダの攻撃陣をリードしていることを示す数字が、チームの得点力の低さの象徴ともなってしまっているのは何とも皮肉な話である。

 リーガ19節バレンシア戦(決勝ゴール)、国王杯ラージョ・バジェカーノ戦(先制アシスト)での活躍で株を上げた久保だが、一方で1-3の完敗を喫したその後のヨーロッパリーグ・ラツィオ戦では「存在感なし。何もできず」(『MUNDO DEPORTIVO』紙)、「忘れたい夜。ローマでは魔法を見せられず」(サッカー専門サイト『El Desmarque』)と現地メディアから酷評を受けてしまった。

 その去就も注目されている背番号14のアタッカーが、チャンスメーカーとしての役割とともに、チームの貴重な得点源としてソシエダを危機から救うことができるかが興味深いところだ。もちろん彼だけでなく、チームとしてゴールを増産できるよう、クラブ首脳陣のアシストは絶対に不可欠だが……。

構成●THE DIGEST編集部
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