続いて『Daily EXPRESS』紙の採点は「５」止まりで、「幾つか良い場面もあったが、ピッチ中央の主導権争いでは、チェルシーの中盤に軍配が上がった」と寸評を記述。リバプールの地元日刊紙『ECHO』は、「序盤は中盤で多くの守備的な仕事を任されたが、その後はボールをより創造的に使うチャンスも与えられた」と彼のプレーを総括し、採点は「６」としている。

　スポーツ専門サイト『GIVEMESPORT』は、採点こそ「６」の及第点としたものの、寸評は「滅多にない先発出場を果たしたが、正直なところ主力を休ませたことを際立たせる結果にしかならなかった」と極めて厳しい内容の寸評に。データ専門サイト『Squawka』は100％中の「60％」という評価を遠藤に下し、「日本人MFにとって珍しい先発出場で、彼はその時間を有効に活用した。試みたタックルを成功させ、ドリブルで抜かれず、ピッチ上でチーム最多の４回のデュエルを制した」と、ポジティブな寸評を綴った。
  　そしてリバプールのクラブ専門サイトでは、『THIS IS ANFIELD』が「遠藤は自身が得意とするプレーを忠実に実行し、しっかりと役目を果たした。エンソ・フェルナンデスに圧力をかけ、ロメオ・ラビアのパスコースを遮断し、モイセス・カイセドと肩を並べて戦った」、『LIVERPOOL.COM』は「ボールを持っている時は悪くなかったが、中央でギャップができたり、ランナーを追えなかった場面があった。これは完全に彼の責任ということではなく、中盤が全員変更された結果だろう」として、いずれも採点は「６」を与えている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】前田大然、豪快ヘッドで公式戦５連続弾！