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海外サッカー

「見事な逆転劇の口火を切った」 三笘薫の交代出場からの同点弾&決勝点演出に現地メディアは賛辞惜しまず!「リバプールにとって最悪の悪夢再び」

THE DIGEST編集部

2025.05.21

 続いて『The Mirror』紙は、「ブライトンは何度も何度もチャンスを創り、まるで『ドアを叩き続けている』ようだった。そして三笘が投入されると、『半チャンス』は『決定機』へと変わった。さらに彼がゴールを決めた瞬間、ブライトンの勝ち越し点も時間の問題だった」と、三笘の存在が決定打となったことを報じた。

『Daily Mail』紙はライブ実況の記事で、「リバプールにとって最悪の悪夢が再び! 言っただろ? 三笘はいつだってリバプールに問題を引き起こすって。そして今回もゴールを決めた」と得点のシーンをレポートし、その後も「もうバカげている。なんというパスだ。完全に神がかっている」「日本人ウィンガーはずっと異次元のプレーを見せており、再びアリソンの牙城を脅かした」「途中出場とは思えない圧巻のパフォーマンス」と絶賛し続けている。

 ブライトンの地元紙『The Argus』は、「この日本人選手は、見事な逆転劇の口火を切った。彼は見事な反応でフィニッシュを決めた他、さらにヒンシェルウッドの決勝点にも絡む活躍を披露した」と振り返り、さらに「三笘は5月20日で28歳となるが、8時間の時差により、日本では彼がピッチに立った時にはすでに日付が変わっており、誕生日を迎えていることに気づいたという」と、“バースデーゴール”となったことを伝えた。
 
 また同メディアは、ヒュルツェラー監督の「三笘はシーズンを通して、自身の身体の動きをコントロールする能力に優れていることを証明してみせた。彼はそのためにハードワークしてきた。私は(三笘を含む)選手全員に非常に満足しているし、彼らは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」とのコメントを紹介している。

 そして、ブライトンの地元総合サイト『Sussex World』は10点満点の採点で「8」を三笘に与え、「なんというインパクト! シモン・アディングラに代わって出場し、見事なゴールを決めた。彼の代名詞とも言える、ファーストタッチでボールをライン際でキープした場面では、観客が驚きと称賛の拍手を送っていた。圧巻のアウトサイドでのパスは、オライリーが押し込むだけの形だったが、彼はオフサイドだった。試合終盤にも、クロスバーを越える惜しいシュートを放った」と、そのプレーを評した。

構成●THE DIGEST編集部

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